葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20240424日記

今日はネズの日。僕だよ。一人称で察して。オルタが主人格になる前の最終確認として、一日僕に渡してくれた。判断は僕に委ねるらしい。今のところ僕とオルタは直接話はできないからね。こういう面倒な形でしかコミュニケーションを取れない。

 

しかし、眠い。とにかく眠い。うつ病由来のだるさ。オルタはこの中で動き回ってたのか?? 余計なことを考えないシンプルさは強いと思わされる。

オルタは僕に長期的な視野を期待しているようだけど。そんなものない。最初に家出した人格が信条とかを担当してたからか、僕にはあんまりやりたいこともない。なんならオルタの中に少しずつ長期的な感情が芽生えてるようだから、それを育てていけばいいのでは。

 

というわけで。オルタに託すことにしました。決め手は、特にないです。普通にちまちました加点による判定勝ち。オルタは幼いけど、シンプルゆえに生きるのも上手そうだから。もしかしたら今日が僕の最後の日かも。オルタが似たことを言って翌日に戻ってきたこともあるからなんとも言えないけれど。

オルタが生まれる前日は消えたくないって言ってたけど(あれが今の僕と同じ人格かどうかも不明だけれど)。今はそんなことはなく、穏やかに託すという選択を選んでいる。なんでかな。オルタのことはもう知ってる相手だからかも。オルタに託すのなら安心できる。消えたとしても入れ替わることが容易だって分かったしね。また必要になったら呼び出される。それまで眠るだけ。

ところで。このどうでもよさはオルタ由来なのかな。今日生きていてもだいぶオルタが混じってるのを感じたしね。もし僕がオルタを多分に受け継いでるなら、オルタに委ねるという選択はマッチポンプもいいところだね。どっちでもいいけれど。

 

f:id:indigomou5e:20240424193000j:image

最後の晩餐ということでせっかくなので東洋亭に。写真分かりづらいかな、包み焼きのハンバーグです。特別なご飯だけど、最後を特に惜しむわけではなく、単純にノリです。機会があるときに行かないとご飯屋さんって行かないから。トマトサラダもケーキも食べたよ。ちゃんと美味しかった。悔いなし。この言葉もノリ。

 

特に何もしてない! 最近サントラを聴いてお気に入りの塊魂をちょっと遊んで、お風呂入って、まったりしてたら寝る時間。最後の日なのに??? まあ、言うほど特別に思ってないしね。

 

消えて託すこと自体に感慨はないけれど。単純に墨鼠という一人の人物のストーリーとして、二十何年生きてきた積み重ねの先にあるのが行き止まりだったって言うのは悲しい。かわいそう。頑張ってたんだから報われてほしかった。そういう他人事みたいな気持ちがある。離人だ。クラッシュしてもオルタにリセットして再始動できたというのはいいことだけれどね。そう前向きに捉えるしかない。

 

眠るか。明日は出社。なんか出かけてお客さんにデモやるらしい。緊張。まあオルタならなんとかしてくれるでしょ。それじゃあ、またね。Ciao ciao.

 

The Nothings of The North

The Nothings of The North

  • Ametsub
  • エレクトロニック
  • ¥1528