皮膚科に行った。えらい。あんなにも行きたくなかったのに。いや、それだけなんだけど。えらいから褒めて。
薬をもらって12時前。友人と通話する約束が15時。「この3時間、"行ける"な……」と思い、街中に出かける。図書館で洋装のチュートリアル本を借り、手芸屋でハギレと裁縫セットを買った。
とりあえず手縫いの練習をしなければ。なにを作ろうかな。フィギュアやら人形やらがいればそれ用にワンピースを縫ってあげられたのだが、あいにくウチにはトラッパー(図1)しかいない。なんでいるの。この子、手とか稼働しないから服着せられなさそうなんだよね…… オリキャラのぬいでも作るか。それか手にはめて動かす人形でも作るのもあり。どちらにしろフェルトになりそうだが……
それとは関係ないのだが。街中の横断歩道で派手にすっ転んだ。雨で濡れた路面を小走りで渡ってたら、そのまま足を取られて転倒。左膝を強く打って、身体がロールし背中が地面につく。ただし、その勢いを利用してそのまま半回転して起き上がり、放り出されたスマホを手に取って何事もなかったように横断歩道を渡り切った。誤魔化したぜ。たぶん誤魔化せてないが。左足引き摺ってたし。爪も割れたし。僕は猫なので転んでも何もなかった顔をします。
打った膝部分はズボンが若干擦れて痛みもあるものの、10分ほどしたらほぼ普通に歩けるようになった。と、安心していたのだが、家に帰ったら普通に擦り傷みたいな出血してた。むしろ帰ってからの方が痛い。傷を乾かすために半ズボン引っ張り出して履いて寒いし。お布団で休みたいのに膝だけは布団から放り出さないといけないし。普通に不便。今日の夕方以降はずっと駄目な日だった。
でも、傷を乾かしながら友人と通話をした。この間文フリで本を買った友人。本の感想を改めて伝えて、お互いの文字を書く意味の話をした。友人と僕は創作をするモチベーションがかなり違う方向を向いてるらしい。僕は誰かに伝えるために物を作ってる(他人に伝わらないものは存在しないとまで思っている)けど、友人はある程度自分の中で考えたことの価値を認めて一人で完結できるようだ。どっちが良いとかではないけど、ちょっと羨ましい。自分で自分を認める方が健康的に見えるし、他人を介さず完結できるのは安定的だから。僕はそうならないけれど、どこか一部分をラーニングできればなとは思った。
あと、転職の話をした。したら、粗を突かれまくってしまった。なぜプログラマーが駄目で、なぜこれからやろうとしている職業が良いのかという理由はたまに探しているのだがこれといった理由を見つけられていない。なくてもいいけど、ないと自信がなくなって、自信がないと動きも鈍るから、どうにかしないといけない。いろいろ転職の理由言ったけど、レベル2の言葉(低いレベルで覚える低級呪文)を唱えてる感じある。
具現化が好きなんだけど、具現化をうまく説明できなかったな。HUNTER×HUNTERの話を出せばできたかもしれないが。その友人はわからないので。そして仮に具現化の話をできたとして、プログラマーも具現化の仕事だから論理として不完全なんだよな。僕ってなんで転職したいの。何を希望にしてるの。
怪我による精神デバフと転職や記事の書き方批判(記事をどれだけマス向けにするかという話しもした)(批判というけどやんわり反論を出して会話を深めようとしてくれただけです)による心の地盤の緩みとで、ちょっと調子良くないかも。脚治らないと何もできなさそう。せっかく買った裁縫やるぞーの気持ちに全然ならない。とりあえず寝てから考える。
『同志少女よ、敵を撃て』を読み始める。なんか、冒頭から深夜アニメみたいな女の子が出てきてキャラ化したやりとりしてるんだけど。これ本当にこれから良くなる?? 勧めてくれた友人は途中からちゃんと良くなるし女性のスタンスとかも適切に書いてるって言ってたので信じてはいるが。厳しい訓練描写にきららタイムの香りがすると混乱してしまう。まあ、読み進めよう。脚も動かせないし。