猫耳少女の手記

純粋さを磨き、迷わない。

一ヵ月毎日お絵描きをした

 こんにちは、墨鼠です。2022年ですね。あけましておめでとうございます。

 

 今年は創作を頑張りたいと思っていたので、1月に一ヵ月耐久お絵描きをやってみることにした。

 始めた時点での意図はこんな感じ。絵を描く頻度が低いので描くときは毎回資料をかき集めて頭を回してその時できる全てで絵を描いていたのだが、そのせいで基礎練習や数をこなすことをおろそかにしているという状況だった。数をこなすことが正義ではないとはいえ、数をこなさないと手に入らないものはある。*1

 あとは定期的に絵を描いていくメリットというのは実際に書き始めないと分からないというのもあった。メリットデメリットが揃ってから動く、などといっていると永遠に動けない。という風に思い始めるようになった。

 

 描いた絵を全部乗せるとめちゃくちゃな縦長になるので、ハイライトだけ抜粋していく。

https://twitter.com/prayfortiny/status/1486062768386359299

 

 

 11日と28日は休んでしまったけど、ロスタイムで2/2と2/3に描いたので無事完走できました。えらい!

 完走の感想としては*2、思っていた通りの気付きと思っていなかった気付きが両方あったのでやった甲斐はすごくあった。その一方で遅筆なのが災いして睡眠時間が2時間ほど削られてしまった*3。一枚絵として完成させたいという欲張りな気持ちのせいもある。気づいたことの概要はおおむね以下の通り。

 

線の入り抜きがなんとなく分かってきた

 ペン入れの際、どこの線を細くしてどこの線を太くするかが少し掴めてきた。筆ペンだとすごく大事。ただまだ完全ではないし、入り抜きに拘るなら普通に付けペン使うべきでは?という感じもする。

 

着色はやっぱり大事

 鈴や悠梨(オリキャラの白猫と黒猫)は主に白黒で描いてアクセントに少しだけ別の色を付けるというのが多かったけど、版権だと服の構造次第では色を付けないとパーツの区別がつけにくい。色を付けることで描けるイラストや服装の範囲も増えるし、普通に見栄えもする。コピックやインクを買っていかないとな。

 

コピックでの影の付け方

 C-(数字)やW-(数字)で影を付けたりするとうまい具合に彩度が下げられて便利。たぶん大した気づきではないのだけど、こういう気付きも描かないとなかなか気づけない。*4

 

全身のバランスが見れない

 数を書いて分かったが、描くときにパーツに注視してしまい、隣のパーツとの接続部分が歪みがち。頭と肩、腕と手あたりの接続が最も苦手。あと描くまでパーツの大きさが分からないから描いては消してを繰り返すしかできない。今の一番の弱点はそこかもしれない。

 

背景が弱い

 人物を上手く描いても背景が白いと絵としての魅力が減ってしまう。背景の練習はしていないし、抽象的なものを描くが苦手なので色や線などを背景に散らすこともできない。背景に何か描かないと頭打ちだ。

 

デッサン人形は必須

 資料が無いお絵描きがかなり苦手なのに頑張って自分でポーズ撮ったり3Dモデル2時間くらい動かして参考にするの馬鹿らしいのでデッサン人形が絶対にいる。次街に行ったときに探す。

 

意外と描けるものは多い

 描けると思っていたけど描けないものと同様に、描けないと思っていたけど描けるものも意外とあった。描くかどうかの判断は軽く描いてみてからでもいいかも。

 

 

 睡眠時間は激減したが、結果としてはとてもいい経験になったのでよかった。アイデア発想法では無理やり捻出することで普段できない発想をするというのが多いけれど、今回の毎日お絵描きではそれと同じことができたと思う。一度学んだことを忘れないうちに再確認できたりしたのもよかった。

 今回はTwitterにあげることを前提にしたので模写やトレスが出来なかったのが難点だった。とりあえず弱点や最初に補強する部分は見えてきたのでこれから改善していきたい。シェアハウスの住人からハム先生の『人体のデッサン技法』を借りたので頑張りたい。

 

 今年は最終的にコミティアに出ることを目標にしている。自信を持って人に提供できる連作やグッズが作れるようになるために設けた目標だ。おれの絵が上手くなってグッズができたらおれがとてつもなくうれしいので頑張りたい。やるぞー。

 それでは、また。

 

 

 

付録 各作品講評

 各作品の意図や反省点とかを描いていく。それだけだし本編より3倍くらい長いので注意。

 

 一日目。版権物の練習と背景の縁取りなど。今見るとまだ白黒に拘っている。6時間くらいかかった気がする。

 カワイイ。筆ペン一本にしてはフリルなどが上手く描けていると思う。ある程度。透過部分が上手く描けたのでよかった。

 腕の狂いとパースがおかしいのが反省点。ポーズも少し固いというか、意図したいゆるさが出ていない。

 

 版権物続き。前日と打って変わって格好良い感じを。芦毛の馬が好き。これも8時間くらいかかったような。

 髪の毛のペンの入り抜きが特に良い。シャープな感じがよく出ている。

 手を大きく描くと格好良いと思ったけれど大きすぎた。この大きさだともっとごつごつさせないと違和感が大きい。あと手癖で手を描いている。長い髪の毛の流れが苦手。全体的に情報がごちゃついているし色が寂しいので黄色などを加えても良かったと思う。脚が流石に勘で描きすぎている。

 

 さすがに毎日一枚絵を描くとオーバーワークで倒れるので少し抜いた。垂れジト目とデコ出し前髪はあんまり描いたことなかったのでそれを描いた。

 髪の塗りが雑でどのような立体になっているかが分かっていない。髪の毛のデッサンをやった方がいいかも。

 この絵に限ったことではないが、肩がよくわからん。胸から下も。早く描くと何となく書いている部分が露出する。

 

 さっと描いたらどうなるか。実は10分で描く予定だった。

 髪の毛の塗りがやはり何となくの手癖だ。あと耳がちょっと分からない。前から苦手なので要練習。あと肩も。

 

 実は模写。描こうとすればリアルめも意外と描けたのでもっとちゃんとやってみたい。いつもの鼻の書き方がワンパターンだなと思っていたので突破口になるかも。

 

 綿の国星全部読んだ! いつも描く女の子は何かしらの苦境に立たされたりコンプレックスを持っていたりすることが多いのだけど、純朴な女の子も描けて良かった。

 やっぱり大きなおめめはカワイイ。あと耳をピンクにしたりほっぺたを赤くしたりするのって大事…

 チビ猫がシャツの端っこを掴んで何かを訴えている、みたいにしたかったけど掴んでいる部分の書き方が分からなかった。パースの書き方も弱い。あと指も大人の指だったり、前髪の線が一部分太かったり、細かい部分の修正点がある。

 

 線の練習についての情報を十年前から更新していないので立方体とか丸とかカケアミとかを描いてしまう。悪い練習ではないだろうけど、目的がぼやけているのでアップデートが必要。下書きとしての線をなぞる練習や、始点と終点を繋ぐ練習とか。これも漠然としてるので調べないと…

 

 タイトル通り。ドールハウスと人間の対比は何十倍とかよりも4~5倍くらいの方がこわい。背景の練習と二人以上を描く練習。

 この猫のキャラを前描いた時には肌の色をうまく描けなくて暗くなってしまったけど、今回は上手く色を混ぜられてよかった。目標の色を作るときは元の色と混ぜる色の色相の中間に目標の色がくるように混ぜる色の色相を選択するのがいいっぽい。当たり前かよ。まあこういう気付きが出来たのは良かった。

 背景はやっぱり要練習。理屈だけでパースを取っている感じが強い。これも描かないと始まらない。

 

 高校生の頃に描いたキャラをずっともう一回描きたかった。

 カワイくはあるけど描けていない点のほうが目立つ。重力に引かれる髪ってどう描くの。ツインテールってどう描くの。目ももうちょっと大きく描いたほうがカワイかった。もっともっとカワイくできる、がんばりたいね。

 

 多色クレヨン、便利。色交ぜが苦手なのでうまく使っていきたい。今の筆ペン白黒絵とはあんまり相性良くないけど、だからこそ絵柄に風穴を開けられそう。使い方を調べるためにはこういった試し描きが必要なので、これ以降も何とか使っていくべきだった。これから使うぞ。

 

 LINEスタンプ、作りたいね。自分のグッズが欲しいのもあるけど、小さな絵をたくさん描くことにも慣れておきたい。

 それはそれとして、やっぱり頭の中のイメージと出力の差が大きい。これやっぱり毎日お絵描き続けるべきなのでは。

 

 続き。手がめちゃくちゃ難しかった。鈴の目、大きな垂れ目で描いてたけどこの半円っぽいのもちょっと好きでデザインを迷っている。

 右腕やヘッドドレスの見えない部分を想像できない。ヘッドドレスや猫耳の構造はせめて頭の中だけでも確定させておくべき。

 

 マイクラやってたら遅い時間になっていて、いざ描こうとしたら部屋が本当に寒くて何も描けなかった。ラフで済ませたのではなく、手が震えてラフしか描けなかった。環境を言い訳にしないためにも環境を整えて万全にしないといけない。それはそれとして大きな目の鈴もかわいいね。

 

 背景をちゃんと描いた。資料の模写だと描くスピードが上がるから今後は模写をたくさんしていくとよさそう。

 背景は少し掴めた。消失点を見せるデザインにするとよい?

 全体のバランスを見る前に顔の位置を決めてしまって、全身を無理やり入れようとした結果頭身がおかしくなった。アタリの時点で下書きとズレないようにアタリをとりたい。

 

 同じくファッション誌から。アーガイルもかわいいね。

 すごくカワイイ絵になったけど何がいいのか分からない。顔や髪の情報がごちゃついてなくて読み取りやすいから? 服もパーツごとに色が違うし、肌の色が白でないことも読み取りやすさに寄与していそう。やはり白肌キャラの背景を白にするべきではない…

 肘当たりのシルエットも分かりやすい。上手く見える絵ってもしかして分かりやすい絵?

 

 というわけで背景のテスト。とりあえず丸を散らしてみた。

 丸は悪くないが、複数のクレヨンで塗るのはやめたほうがよかったかも。イメージが散逸する。色をベタ塗りで置くより背景がうるさくないし、それでいてシルエットは取りやすくなっている。数をこなして雰囲気を理解していくしかないかな。

 

 世界樹IIで組んだパーティにはすごく思い入れがあって、一度描いてみたかった。ウチのソードマンはマイペース。このあたりから髪の毛を真面目に塗っている。

 はねた髪の毛をちゃんと描けたのはよかった。まだ長い後ろ髪は書き方に慣れていないけれど。あと煽り構図の顔を描くのが少しだけ上手くなっている。毎日お絵描きの成果じゃん。

 鎧がごちゃついていて把握しづらい。鎧にも何かしらの色を付けるべきだった。ポーズとか顔とか、分からないではないけど固い。ずっとこれしか言ってないな。

 

 パーティ5人全員描く方向に踏み出しちゃった。アルケミスト♂は攻撃一辺倒の猪突猛進ボーイ。

 光のエフェクトをぶっつけ本番で描いたけど、ちゃんと資料を見ながらだと描ける。資料最強じゃん。服にもアクセントカラー入れるのやっぱり見やすくなってよい。あと長い布や紙をたなびかせる書き方が分かってきた。

 顔は向こう見ずなカワイくて怖い感じを出したかったけど、怖さがかなり勝っちゃった。顔を見るのが怖いのは少しやり過ぎ。あと髪形どうなってるのか分からん(これは解釈しなおしてアレンジした)。

 

 時間が無かったので軽く終わらせようとしたら軽く描くと本当に何も描けていないのでショックすぎてペン入れ出来なかった。具体的には全体のバランスが全く見えていない。首と肩が勘すぎる。筋肉を分かっていないので何となく気持ちいい線でしか描けない。この日に本格的な練習が必要だと悟ったので練習法を探し始めた。

 

 実は筆ペンの拡張として筆とインクを買っていた。やったことはたいしたことではないけど、こういう日にテストしないといつまでも棚に置きっぱなしになっちゃうので。

 ベタ塗りはインクの方が楽。その代わり20cmほど描くとかすれてくるので長く描くならリロードが無い筆ペンの方が強い。筆ペンで広い範囲を塗りつぶすとすぐカートリッジが切れるのでそういう意味でもベタ塗りはこっちでやりたい。

 筆の選択や含ませるインクの量で自在にコントロールできると幅が広がりそう。

 

 アルケミスト二人目。魔法使いを二枚投入するの火力がバカになるので大好き。アルケミスト♀は火力全振りではなくサポート気味なので理知的。

 マフラー、特にこちらから見て左側の方がどうねじれているか分かりづらい。筆ペンで陰影を描く方法にも慣れるべき。もしくは普通にコピックや色インクで塗ればよかった。

 右手が何度描いても大きくなってしまって困った。最終的な全体の大きさにあった初めの線を引くにはどうしたらいい?

 

 しょうもないかもしれないけど、他人の絵を見てたら驚いたので忘れないうちに。驚いた時のトゲトゲの髪?も描けたのでよかった。

 ロングの髪の毛の口の高さの部分はやっぱり苦手だ。ミディアムの流れで線を引いちゃうので広がってもっさりしちゃう。

 

 ガンナーくん。一番サポートに回りがちなメンバーなので落ち着いて真面目そう。たぶん他のメンバーに振り回されてる。ところでだいぶ色数が増えてきた。このほうがやっぱり見やすい気がする。

 頭が肩に比べて少し低い。身体の動きにダイナミックさがない。身体の重心が足の直上にない絵を描かなければいけないな。

 

 世界樹IIラストはカスメ。明らかにこのキャラだけ力の入れようが違う。描けた時間もそうだけれど、何を描きたいか、何を見せたいかが自分の中にちゃんとあるのが分かる。このキャラだけ何度も描いているというのが原因かな。そういう意味でもやはり数を描くことなのだろう。

 左右対称、正面顔カメラ目線の構図はほとんど描いていなかったけど、ちゃんとその圧力を利用できてよかった。カッコカワイイしこわいのでめっちゃ好き。

 背景は白じゃないほうがよかったかも。肌や目の白い部分が輝いて見えればもっと魅力的だろう。それと腰あたりの黒がベタ塗りになってしまって分かりにくい。他がいい分デザインが足を引っ張っているのが残念。

 

 まさかの二枚目。日常カットも描きたかった。やっぱりカスメだけ描きたいものが頭に浮かぶ。絵をうまくするためにキャラ愛を高めるのは意外と重要かも。あと他の人間がいる構図の練習。

 見直すとあんまり褒めるところが無いな。悪くないところはあるんだけど突き出していいところが無い。背骨や触手?の流れが少し良いくらいか。

 その流れも腰から上と脚とで軸がぶれてる。猫背のシルエットももう少し何とかなる気はする。

 リンゴや胸の鎖の赤と区別するために触手をオレンジにしてみたけど圧力が減ってよくなかった。色の印象、大事ね。

 手前のモブももう少しどんな人間か描けばよかった。関係が分かりづらい。関係も描こうとしたのだからこれは致命的…

 

 マジで眠かった。たしかまたマイクラやってた。ラインスタンプを参考にしたけど、その割に頭と体のつながりが雑だな。こんな状態でも毎日のノルマを繋げたのが唯一褒められる。

 一応ミリペンでのペン入れのテスト。入り抜きができないので使いづらい… 漫画家はGペンを使えないと駄目ってこういうことなんだろうな。

 

1/28

 サボった。日頃の疲れかダラダラしてた。良くない、本当に。疲れで描かないのも描けない疲れを貯めるのも。

 

 久しぶりに。バッカルコーンが四本だと構図が作りづらいので二本にした。

 わりと髪とか目とか背の高い感じとかよくかけた気がする。トゲトゲの髪はカワイイね。

 それ以外は手癖で良くない。バッカルコーンの手とか、服とか。腕も長いし。ネクタイ?もイメージが付いていない…

 

 ウミウシイエローが本当にカワイイ。あと架空文字が好きなのでちょっと真似てみた。

 それよりも色に問題がある。元の色と違うことより、ピンク地に黒字という読みにくさ。元の配色には意味があったのね。まあ学べたので良しとしよう。

 

 色んな人がいろんなケモミミを描いていたのでシルエットだけでも。でもたぶんラフじゃなくて本気で模写したほうがよかった。基本的に雑に真似ても参考にはならないらしいです。でも耳の内側の部分をどう描くかについて学べたのは良かった。

 

 二日サボったので二日ロスタイム。2/1も実は描いてない。駄目じゃん。

 新しい猫耳少女。綺麗なグレージュって本当に難しい。ってかグレージュって色の三要素どうなってんの。

 猫耳の内側に軽くピンクを入れたけどめっちゃカワイイ。それが分かっただけでも大きい収穫。31日の練習も無駄ではなかったのかな。

 ちょっと頭が大きい気がする。あと足が適当。資料が無かったせいでもあるが、その原因は資料集めしていなかったためなので自分の責任だ。資料集め、苦手。

 

 1日目がウマ娘だったし最後も。赤と青の配色が良いよね。描いた後に背景が寂しかったので文字を描き足す練習もした。

 顔はカワイく描けた。Twitterアイコンのでかいグル目を参考にしたけどやっぱりいいね。髪の流れや塗りもそこそこよくなっている。脚もこれまでの絵と比べると流れが見える。

 一方で腰あたりや腕の流れが見えづらい。特に手は探さないと見つからない。白肌白背景はやはり悪… 紙の流れはいいけれど後ろ髪の毛先が分からない。前髪並みの密度にすると厚すぎるけど散らし方がわからん。

 

 

 以上。こうやって文字にして書き出すと○○やるべきってめっちゃ言っている。やること多いし毎日お絵描きやめて本当に良いのか? まあ基礎練習に移るべきではあるけど毎日書き続ける日課というデザインは残すべきだな…

 2月は別にやりたいことがあるのでそっちをやるけれど、3月は模写や学習を毎日やっていかないとな。やります。

 

 やるべきこと、できてないことが多くて、一方でここをこうすればよくなるという希望もたくさん見えて気持ちが乱高下している。ちょっと酔ってきたから今日はここまでにしてまた数日後に見直すことにしよう。文字に残すこととアーカイブは大事だ。

 それでは、また。(二回目)

*1:例えばよく書く角度のパーツはなんとなくシルエットが分かるが、書いた量が少ないから描いたことのない角度も多いため苦手な構図もまだ多い

*2:RTA放送やってこのセリフ言ってみたいね

*3:ほとんどの絵が日付が変わった後に投稿されている…

*4:動画で学ぶのが苦手なのでやらないと気付くことができない…