葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20240406日記

ネズに変わる儀式をしてみる。跳びはしたけど、誰でもない感じ。ネズという座標は白紙だった。呼び出せないか、そこには誰もいないか。

そういえば、ネズ、ネズって言ってるけれど、ネズという人格があるわけではない。前の状態を便宜的にそう呼んでるだけ。だからネズという名前はワープ先として不適切なのかもしれない。

 

白紙の人格ならまたネズを描き込めばいい、と思ったが。知らない人になるというのは無理な話な感じがする。友人の誰々の物真似をしろと言われればできるけれど、性格をトレースすることはできないのと同じ。元々の僕がどういう信仰を持っていたのか、よくわからない。再構築できる気がしない。家出した人格を呼び戻すほうが楽そう。

 

そう。鍵となるのは家出した人格なのだ。覚えてる? オルタになる前、一足先に家出した人格のこと。家出して、残った人格たちがあたふたして、いつのまにかオルタになった。でもたぶんオルタは人格ではなくて、観測者なの。意識上にいるのが観測者、無意識下にいるのが人格。これは僕独自の定義ね。

観測者が変わっても、無意識下は変わっていないから機能は使える。プログラム書いたり、スプラトゥーンしたり、3DCG作ったり。でも、家出したひとの機能だけは使えない。オルタがそこにアクセスできないのかと思ってたけど、僕も閾下へのアクセス状態は同じだから、たぶんアクセス権とかではなく機能が死んでそう。あ、今は観測者をオルタから変えてみてるよ。僕の名前も必要ならいつか言うかもしれない。

具体的には。何かを創作することの意味付け、自分の人生の意味付け、オリキャラのエミュレート(特に悠梨)、ご主人様に関しての感情あたりの機能が使えない。自分は他者との関係においてかくあるべし、という考え方がなくなってるのかな。オリキャラが動かせなくなったのは、人格同士のやりとりが見えなくなったのが影響してそう。

 

まあつまりは、あんまり進展はない。というか、進む道がなさそうな雰囲気が漂っている。僕程度の解離では観測者を増やせるくらいで、人格(機能)は簡単には増やせなさそうだし。そして問題になっているのはその欠落してる機能の方なのだ。ネズが帰ってこないんじゃない、家出したひとが帰ってこないの。帰ってくる気は、しないなあ。

 

希望的に見れば、自分を実験ネズミにしはじめてまだ一日目ではある。明日になればまた別の仮説になってる可能性は大いにある。今日の夜だってたぶん何かしら処置してから眠るし。何かいいことあるといいね。祈り。オルタと違って祈りはできる。僕は表面的には元のネズと近いかもね。

 

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植物園の夜桜、満開だった。ひとも満員だった。酔う。また月曜とかに行く。