葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20230813日記

京都の田舎で目が覚める。眠れないなりに5時間寝た。まあ発狂レベルが上がらない最低限。朝起きたら同じバスで帰るはずのメンバーがもう帰っていた。本当に??? なぜ起こしてくれなかったにゃ… 車で帰るメンバーも僕が起きてすぐくらいに帰ってしまい、家に元から住んでたメンバーと昼まで過ごした。フロントライン京都メンバー。まったり昨今のランクマッチの流行について話したりした。昼前に僕以外は寝てしまったのでYouTubeを一人見ることになったが。

 

昼過ぎにバスに乗って家に帰る。ドアtoドアで3時間以上掛かってしまった。疲れた! 寝る!! それ以外に感情無し。嘘、お風呂入りたい気持ちもあった。このお風呂嫌いの僕に!? だって汗かきまくりだったんだもの。入りました。えらいね。

 

牧野 修『MOUSE』を読了した。廃墟の街に子供たちが集ってできた国、ネバーランド。大量のドラッグを身体に流しこみ幻想の中で生きる少年少女たちの短編集。全体的に明るくパンクな雰囲気があるけれど、一般的な世界で生きられない子供たちの最後の享楽と考えると暗い気持ちになる。社会で苦しむより短くても楽園で幸せな幻想のもとに生きるほうがいいのはわかるのだが。社会である程度生存している強者としての気持ちが出てしまう。18歳を過ぎてネバーランドから追放されたらどうなるだろうかと(おそらくジャンキーになって一般社会では生存できない)。幻想に浸ったり己の姿を操ったり新たな像を具現化したりという様もそれぞれの欲求不満に適応したり昇華したりした結果に思えてきて、ジュブナイルを描いているな、と思う。

ドラッグ文化どころか一般的な薬にすら詳しくないが、ドラッグを使った結果生じる、現実の認識能力の改造や現実への介入というのは自分も似たようなことをしているのでわかりやすく楽しく読めた。現実を生きるためには認知を適度に歪めないといけないから。これは僕らが描かれた本だ、というのはでしゃばりすぎだろうか。こんなに太く短くは生きられてないけれど。こういうふうに後先考えずに生きていたいね。僕は先のことを考えすぎるから。

 

帰宅してスプラトゥーン3のフェスをちょっとやったけど、なんか疲れたのでそこそこにして眠る。たくさん寝るぞ。おやすみなさい。