葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20230616日記

ちょっと調子が戻っている感じがある。少なくとも苦しさはない。このまま回復するとよい。

 

Twitterで「解像度」という言葉の話をした。視覚的で分かりやすく良い比喩だと思うのに、使われ方が雑なせいで表現全体が安く見られてて残念という話。人々が同じものを見ていてもそれを同じように見ているとは限らず、その理解の詳細度合いを一語で表現するのに「解像度」という言葉はとても分かりやすいと思うのだが。

でも実際に解像度という言葉を使っている人(オタク)は理解の度合いというより好きの度合いや興奮の度合いを表現してるにすぎず、確かに見てると雑で否定的な印象を受けるなと思った。言ってしまうと、コレと一緒にはされたくない。難しいね。

「推し」「尊い」「癖(ヘキ)」みたいな言葉の嫌さも同じような感じはする。あんまり詳しくはわからないけど。細かい表現を求めることを諦めてそれをマスクしてくれる言葉に逃げて、結果としてその言葉を荒く安いものにしてしまうというか。言葉を好き勝手に使わず、言葉の特徴に寄り添ってその長所を生かすような使い方をすればいいのになと思うのだが。

そういう意味では個人的には「推し」とかよりも職場でみんなが「近しい」を「近い」と同じ意味で言ってるのが本当に気になる。なんとなく「近しい」は「近い」の丁寧な言い方っぽいけどさ、本当は違うんだよ。「近しい」の話も聞いてあげな。彼が言葉として何を表現したがってるか。そこを考えず言葉を雑に振り回すのはあんまり良くは思えない。そんなことを思ったりした。Twitterには書かないけど。

 

papers, pleaseのエンドレスモードを解禁してやる。本当にエンドレスで、普段は10分程度で終わるものが2時間近く続いた。ずっと書類審査の仕事をしているとなんだか気がおかしくなる。何が確かなものかわからなくなるというか。少し主人公に同情できた気がする。これを休日無しで毎日12時間繰り返すのは、無理!

エンドレスエイトのアニメを思い出した。ループからの開放感は8話分追わないと追体験できない。それに近い気がする。

ゲームには様々な没入の形がある。そういう意味では没入感の高い作品、デトロイト ビカムヒューマンとかもまたやりたくなるわね。やりたいゲームが多い。少しなんかゲームの楽しさを思い出しつつある、のかもしれない。

 

友人が飲みに来て話す。「意味のない話ができない!」と悩み相談をしたけど、たぶん「意味のない話」ではなくて「自分が意味を見出せない(興味がない)話ができない」なんだよなあ。できない話ができないというトートロジーというか。人に興味を持ちたい。自分の興味が狭すぎる気がする。背伸びしすぎなんだろうか。でも最近人とうまく話せないとはそういうところに原因があるように思えてしまう。それが適切かというと適切ではないような気もするが。わからん。

 

酒を飲んだら眠くなったので眠る。髪を切りたい。美容院空いてたら行こう。

 

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