葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20230224日記

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京大近くのおばんざい屋さんに行った。一汁八菜の美味しい和食セットが1450円。京都に来て7年になるけど小鉢の多いおばんざいを食べたことがなく、とても楽しかった。一つ一つの献立もすごく美味しかったし。粕汁白味噌和えと揚げ浸しが特に美味しかった。和食も楽しいね。繊細だし思ったより自由度が高くて面白い。自家製の昆布の佃煮とか色んな味がした。何の味がしたかはわからなかったけど。

 

さて、なんで京大周辺のお店に来たかというと、吉田寮の元寮生と久しぶりに会って話すためだった。今まで何回か近くに来たタイミングでご飯に誘っていたのだが、毎回都合が微妙に合わず延期になり、僕が痺れを切らして意地でも会うことにしたのだ。そしたら雨降るしよお。天が合わせまいとでもしているのか。意地でも会うと決めたのでバス乗り場まで1.5km歩いて会いに行きましたが。

天には会うまいとされていたが、実際は会ってよかった。互いの近況を話すのもよかったが、時間が余って話した創作の話で予想以上の収穫があった。

結論から言うと、「オリキャラを二匹から四匹まで増やそうとしてるんすよねー」と言ったのに対して「別に二人でよくない?」と返されたのが目から鱗だった。キャラ多い方がコントラストとかバリエーションとか増やせるし良いじゃん、増やすべき増やすべき、となんとなく思っていたけど、考えて見たら初めての人はキャラが多いと混乱するわけで。明確なキャラ立てができないのなら無理に増やしたところでキャラクターの見方が分かりづらく曖昧になるだけだ。

というか、「二人で十分魅力的になると思うよ」という言葉をもらえたのがすごく良かった。迷っているときにこういうはっきりした言葉をもらえるととても助かる。白猫と黒猫の二匹をとりあえず作って、その間にいいキャラクターができたら増やしていく形にしようと思った。ありがたいありがたい。彼は就活するか悩んでるとのことだったので、「(やりたいならやればいい、でも)フリーターでもいいと思うよ!」と言っておいた。はっきりした言葉のお返し。恩を仇で返すな。

 

四条まで歩いて買い物をする。化粧用の鏡をとりあえず買って、高島屋でネイルを買おうとしたが微妙に気力が足りなくてネイルは買えなかった。デパコスは力がいる…

追記。スタバで休んだら微妙に回復したので買えました。やったね。今は冬ネイルしてるのでまた塗ったらお見せします。彩度の低い水色。塗るの楽しみだな。

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夜にまた別の友人と会って創作の話をする。「どうすれば効率的に伝えたいことを伝えられるか悩んでるんすよ」というようなことを言ったら「同人の一次創作なんだから好きなもの、描きたいものを描けばいいじゃないですか」「クオリティを重視するなら商業見ればいいわけで」と返され、またまた目から鱗になってしまった。確かに「べき」論に囚われすぎてたかもしれない。「コラージュ作品を見てこの人に見えていたのはこれだったんだと共有できたのが良かった」と感想まで述べられてしまったので完全に憑き物を落とされてしまった。素直にストレートに好きなもの描いていってよかったんだ……

三人に話を聞いたけど、全員通して「描きたいと思ってるものを描いていけばそれでいいんじゃない」というようなことは一貫して言われて、素直に前に進む力をもらっている。一方的にこんな良いこと言われて大丈夫?? なんかお返ししなくて良い??? ありがとうございます、全員の優しさを額に入れて飾りたいです。額には飾れないけど言われたことはメモしたのできっと忘れない。前に進むぞ!!

「好きに描きなよ」「はい!!!」の2コマで話が終わったので(本当は僕が話を具体化できなくてウダウダ言ってました…)普通に雑談をした。何気に会って話すのは数年ぶりだったし。万年筆を最近買って、万年筆やタイピングなどそれぞれの文の書き方にそれぞれのペースがあって面白いという話とか。あとネイルの話。友人は桔梗色のネイルをしていてとても綺麗だった。お店でやってもらったらしい。ラメの使い方がうまくて参考にしたいなと思った。(いや、参考とかじゃなく君もお店でネイルして貰えばいいのでは…)

友人は最近結婚したということで、惚気話のような話を聞いたりした。人が幸せそうに何かを語ってるのはそれだけで良いものですね。すごく楽しそうで良かった。

ところで。友人が惚気話を自重しかけたところで「僕は全然楽しいよ、気にしないで」と言ったのだけれど、この構図ってさっき「好きなもの描けばいい」って言われたときと逆だなあと思ったりした。人が好きに楽しく熱を持って何かをしているのは見ていて楽しいのに、自分がそれを他人に向けてやる時は自信がなくなるものなのだなあ。僕は他人の日記も創作も熱が入っているものは好きなのでそれは自分のものについても同じだと信じてやっていくぜ。オラオラ。

 

帰ったら好きなTwitterの人がゲームを作っていた。めちゃくちゃ良くできたマゾゲー。むずいゲームという意味でマゾゲーだし、性的な意味でマゾヒストのためのゲームでもある。直接的な性的描写抜きでこんなにマゾヒズムを刺激してくるゲームを作れるのか。本当に感動したので明日記事を書きます。待ってな。

(追記。煽情的な表現はないけど普通に性的描写はそこそこあった。ごめん。でもいいゲームは良いゲーム…)

 

明日は何しようかな、掃除とシーツの漂白と怠惰鍋の準備かな。おやすみなさい。

 

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これはカフェコレクションのオムライス。カフェコレは飾ってない感じがいいね。安心して過ごせる。久しぶりに来たけど好きだな。

 

鉛色の街 - Single

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