葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20230405日記

鋼の錬金術師のアニメを全部見た。64話。長いようでモデリングしながら見てたらあっという間だった。何となく、見ていて00年代中盤を象徴するような作品だなあと思った。前も書いた通り誰でも見れる安定した感じがある。誰に対しても80点を出せるというか。逆に言えばこれ見て95点出す人はなかなかいないような気がする。みんなが同じものを見ていた時代の産物という感じ。今はもっとパーソナライズしたものが受ける気がする。今のジャンプのさ、呪術もヒロアカもチェンソーマンもアンデッドアンラックもあるから好きなの見ていってね、みたいな。

あとほとんど人が死んでリタイアしたりしないし、敵もけっこう仲間になる。裏切りもほとんどない。今見ると逆に新鮮でびっくりする。こういう甘めの世界というか都合の良い感じというか、そういう雰囲気の作品すっかり見なくなったな。これも流れなんだろう。今は現実主義な気がする。都合よくいかなくて当たり前というか。

(とはいえ、また悲しいことの起こらない世界への揺り戻しは来ている気がするけど。リアリティをスパイスとして表面に取り入れつつ芯としては人死にやリタイア、裏切りがそんなに出ない世界観みたいなのが流行っている気がする。まどマギも今は微妙に受けないんだろうな、と思う。)

 

www.youtube.com

格ゲー的視点から見るスプラトゥーン攻略、みたいな動画を見た。格ゲーにおいての「当て」「置き」「差し返し」の三すくみをスプラトゥーンの理解に使おうという動画。なるほど、一理ある。一理あるが、スパイガジェットにはなかなか応用しづらい。スパイガジェットは特殊すぎて当ても差し返しもないから。

しかし、グーにはパーが強い、しかしパーはチョキに負ける…みたいな構図を用いて理解しようとするのは良い感じな気がする。目の前の状況を追うのではなく、そもそもお互いが何のカードを持っていて、お互いが出すカードの組み合わせでどのような結果になるのか、またそれを前提にしてどのカードを切るのが最適か、そういったことを考えると良さそうな気がした。言ってみればゲーム理論か。

そういうことを考えながらスプラトゥーンをちょっとした。まあまあ勝ち越したが、特にそういったことを考えた結果ではないだろう。ちょっとずつ咀嚼していくことにする。まだお互いの選択によってどんな結果が出るか、それすら分かってないから。

 

blenderもちゃんとやった。今日は悠梨のジーンズと鈴のワンピース、エプロンを作った。服は何をどこまでやればいいかがわからず、けっこう難しい。まあやってればよくなるでしょう。余計なこと考えない方がいい!