葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20230210日記

仕事をした記憶がない。やることないなと思いながら暇つぶしをずっとしてた。やることありますかって聞くのができない。自分から何かを言い出すのが苦手だ。

 

写真と3Dモデルの合成を試した。写真を撮って、それに合わせてblenderでモデルのポーズやライティングを調整して、モデルの陰影と背景の陰影を出力して、それらを全部合成した。案外平日夜1日分の作業でなんとかなる。これなら量産もできるかも。

技術の確認はできたが、この技術でどう表現していくかの問題は残っている。エフェクトを加えるかとか、モデルは今みたいなリアル風で良いのかデフォルメを加えるかとか、そもそもどんなモデルを撮っていくかとか。もうしばらく調査して二月中には方向性を決めないといけない。まあ難しいことは後回しにして、一旦色んな景色にオリキャラを召喚させましょ。楽しいこともちゃんとやる。

 

今日は同人誌を読む日。せとかを切ってつまみながら、必要そうな本を取り出して読んでいた。

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画集二冊はキャラクターの動かし方とエフェクトの勉強。その下にあるのは文フリで買った『処女解体』という友人の本。積んでいたので読むことにした。

『処女解体』を読んで思うところが非常にあるのだが、何も書けない。実際、何もわかっていないのだ。男性が女性に対して向ける視座も、女性がどのような抑圧(こんなワードに押し込めるところに分からなさが詰まっていますね)を受けているのかも、そんな状況で一人一人の個人が何を思って生きているのかも。個人の思いの奥にこの本の論説があるのだから、上記のことが分からない中で本のことがわかるはずもない。この本を書いた裏に強い熱があることはわかるのに、その具体的な内容がわからないもどかしさ。

人のことを理解しようとするのは烏滸がましいのかもしれないが、それでも理解に少しでも近づきたい。どうすればいいですか。苦しみながらでも前に進むしかない、と頭には出てくる。でも苦しむのって自慰でもあるからな。とにかく、苦しまなくてもいいけど真摯に向かい続けることが必要条件なのだろう。いつか分かる日が来るように生きていきたいなと思った。ああ、正しく生きるのって難しすぎる。

 

明日は芸大の卒展を見て買い出しをして献血をする。無知の知についてぐるぐる考えていたらもう1時になってしまった。早く眠ろう……