出社。幻視が強い。片目では出社してあんまりおもしろくない仕事をしている自分が見えて、もう片目ではドールハウスでご主人様としあわせに過ごしている自分が見えている。視差がすごい。調子が悪いですわよー。たすけて、ご主人様。
眠気が来たのでトイレの個室で眠りの姿勢を取る。まあやらないよりはマシ。次第にほうじ茶が効いてきたからよかった。
お弁当に入れたトマトの卵炒めがうまく行ってとてもうれしい。半熟でとろとろの卵、うめー! 料理がうまい友人にできるだけ気泡を作らず加熱中に卵に触らないといいとアドバイスを受けたけど、本当においしくなった! みなさん、卵炒めは卵にあまり触らないといいっぽいっすよ!!(自分の手柄のように宣伝)
会社の昼休み、暇だからFUDGEを持ち込んで読む。カワイイ服がいっぱい。読んだら楽しく読めるのに積んじゃうんだよな。不思議。ちゃんと読もうとしすぎてるのかもしれない。
数日前からエロいイラストについて考えている。自分はエロ絵自体は嫌いではないのだが、自分が描くかというとあまり食指が伸びないし、エロ絵を描いてる人の9割は嫌いである。そのあたりの理由がなんとなく透けて見えて来た。
エッチなイラストってどれだけ扇情的に描けるかで、やるべきこと決まっててあとはいかにそれに沿えるか、明確な正答にいかに近付けられるかだけの描き方だから面白くないんすよね。
— 墨鼠 (@prayfortiny) 2022年11月2日
描きたいエッチな構図や魅力がないわけではないが、どうせ正答率勝負になるなら絵じゃなくて3Dモデルで作るわなって気持ち。
— 墨鼠 (@prayfortiny) 2022年11月2日
まず、エロ絵の目的は扇情であり、シチュは多数あれど魅力的な描き方自体はワンパターンだ。ワンパターンというと悪い風だけれど、どんなエフェクトをつけるとエロく見えるか、描き文字はどう入れるのがいいのかの知識が積み重ねられていることも面白いし、ある時点でエロさの最高値を更新する技術が生まれたりするのも興味深い。
とはいえ、やるべきことが決まっててその理論値へと自分が近づいていく行為は個人的にはあんまり興味がない。それよりは、自分なりの表現したいものをどうすれば100%で伝えられるかのメディア(媒体)探しの方が好みだ。だからエロ絵は久しく描いていないし、描き方が少しずつ変化したりしているんだなあと思う。
また、エロ絵を忌避する理由にはバランスの難しさというのもある。エロい絵というのは扇情第一なので基本的には都合が良くて異性に失礼だ(と思う)。失礼だからやめろという気は毛頭無い。心情自体は止められないし自由である。「これは扇情目的で存在しない人間を描いています」と示していればそれを描くのも問題ないと思う。でもそれを広く向けて公開することは下品な感じがするし、かといって中途半端なエロは何一つ果たせないまま終わってしまう。それにスーパーエロエロ絵が描けたとして、そこに個性はそんなに出ないよなあという気がする。実は別のアカウントでエロ作品作ってるのだけど、その存在を明かしてないのはそのあたりのジレンマが面倒臭いというのもあるし、明かしたところでみんな面白くはないよなと思ってたりするのがある。
このあたりのジレンマは僕がエロ絵師みたいな人間が嫌いなことにも繋がっていると思う。都合が良い描き方のイラストを一般向けの絵にも持ち込んだり、場合によってはそれで人と繋がったり承認を得ようとするのが悪いし品がないように思えてしまう。エロ絵師のことが嫌いな理由は女をパターンに落とし込んでいるからだと思ったけれど、正確にはその失礼さを自覚せず撒き散らしてるからなんだなと思った。すみませんね、不快な話で。でも気が付いたから描いておかないといけないんだよ。
夜はネイルをしながら友人と通話した。明日は会社の会食があるから爪をお洒落に。モードのお洋服で行くのはなんか張り切りすぎっぽいけど、他にホテルに合う服がないからこうせざるを得ない。お金…
今日の写真
あんなに元気だったのに…
今日鑑賞したもの
・出勤BGM
・toeのロック格好良い。
・存在しない懐かしさのある音楽、すき。