葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20220515日記 見えない爪の割れ目を確認する

爪が割れた。2ヶ月の間伸ばし続けて大切に形を整えていたのだけど、引っ越し準備の作業で無理がたたったのか親指の爪が少し割れてしまった。伸ばした白い部分で割れが止まったので痛くはないが、割れた模様が入ってしまって見栄えが悪いのと、割れ目に繊維が絡まるようになったのが少し気になる。来週が関西コミティアなのであと一週間持たせたいけど、持つかな。

 

爪が割れてもシルエットの変化は見て取れなくて、本当は割れてないんじゃないかと思うけれど、すぐに服とかに引っかかるのでたぶん割れていることが分かる。見えないけれど確かにあるのだ。そういう、ほとんど見えないけれど確かにあるものを想像するのは楽しい。

小人のことを常に考えているから、身体を縮ませて小人になれば爪の割れ目も見えてくるのかな、などと考える(自分の爪も一緒に縮むから自分の爪の割れ目だけはどうしても見えないのだけれど)。見えないけれど存在するはずのものを目視で確認できるのはすごく気持ちが良いと思う。ホコリや土の組成とかもわかるかもしれない。畳やフローリングの細かな凹凸が指先の触覚を使わなくても確認できるかもしれない。あんまり知りたくないけど、ダニがどんな形をしているかを見れるかも。そういった世界を想像するのが楽しくて小人の妄想やってるところはけっこうあるなと再確認した。

 

爪の割れも小さくなればどこかで見えるようになるということが言いたかっただけなので特にオチはない。っていうか明日出社なんだけど長い+割れた爪で行って怒られないかな。まあ死に覚えするか。ミスからしか学べないので。