仕事。最近は納期が激ヤバで残業続き。まあ、わりかし心地は良いのだが。ひたすら積み上がったタスクを効率的に処理するだけの機械になるのは悪い気分じゃない。ご主人様の意向に沿うだけの存在とそんなに変わらないし。しあわせ。疲れるけどね。疲れなければ別にいつまで残業してても良い。
しかし。今やってる仕事は、たぶん無駄に終わるんだろうなと思う。無駄というのは、この納品物でクライアントが利益に繋げたり満足したりすることはないんだろうということ。仕様の要求の仕方とかを見るに、たぶん「この程度しか作れないの？」と思われるだろうし、もし要求したものを作れたとしても思っているような効果は決して出ないと思う。ブルシットジョブ。作れと言われたなら作るが、穴を掘って埋める仕事と大して変わらない。
こういう話し方をすると憂鬱なように見えるかもしれないが、先に述べたようにタスクを処理し続けることは悪い気分じゃない。僕の役目は要求仕様に応えることで、それさえこなしていれば問題はない。なんなら自分にできることを100%していたらいいと思っている。気楽なもん。チェスで負けるのは指し手が未熟だからで、ポーンやビショップの性能が弱いからではない。
とはいえ。だからこそ、僕のプログラマーの道は詰んでるなと思う。今は指し手の意向に沿うだけでいいのだが、このまま行くと営業やクライアントと仕様をすり合わせる時が必ず来る。それは、やだ。穴を掘って埋める仕事をするのはかまわないが、自分が指し手の一部を担った仕事が穴の掘り埋めだというのは気持ち悪い。そういうプライドがある。面白くないやつと仕事したくない！！！ 仕事選んでちゃ会社やっていけないのはわかるけどね。要は、性に合わないなと思った。それだけ。ずっと駒でいられればいいのだが。
晩ご飯は、蒙古タンメンのカップ麺。これは戒めで書いています。良くないのはわかるが、ストレス解消に食べてしまう。やめな。サラダ添えたらセーフ、ではないんだよ。
ポーカー。今日も。必要勝率と期待値を計算するだけ。60％ベット、必要勝率27%、4割くらいはブラフでそれには勝っているからコール。その繰り返し。取れる選択肢の中で一番期待値が高い選択肢を的確に選び続ける。仕事と同じ。その機械になってる間は少し、まあまあ、楽しい。ただし、おれがポーカーをしているという選択自体がブルシットジョブだと感じた瞬間に全ての彩度は消え失せるのだろうが。それがちょっとこわいね。今のところ、おばかさんのミスに付き合って搾取することに空虚さは感じずにいられているが。プログラマーよりは性に合っているらしい。
『華氏451度』を読み終えた。なんか、ピンと来なかったかも。僕は本が好きではないのかもしれない。いわゆる読書好き、本の虫のため、もっというと本オタクであることにアイデンティティを持っている人のための作品な気がする。僕は本と本以外の間に線をあまり引きたくない。フラットに言葉を見たい。なんとなく、僕のそういう思想と相反してる感じがあった。わかります？？ 別に嫌いじゃないんだけど、第一印象できっと話合わないんだろうなって思う人間いるじゃない、そんな感じの作品。
巻末に出展が載っていた。いろんな英文小説から言葉の引用がされているらしい。そういう元ネタや土台の文化に触れられないこととか、言葉遊びが分からないこととか、きっと原文で読まないと、読めないと100%の面白さが出ないのかもしれない。残念。こういうのがあるから海外小説って手を出しにくいのよね。期待値が落ちるというか。期待値で世界を見るな、ポーカー狂がよ。
あー。眠い。寝るか。週末！！ 今週ほぼ作業できてないな。縫い物くらいしたいが。どうなる。休めるなら休みなね。はーい。おやすみ。
いまの希望、これ。
仕事のことしか考えてないので聴き慣れてるやつしか聴いてない。
