葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20220906日記 銀座、寿司、シーシャ、創作者の集い

昨日日記をつけ忘れた。疲れて寝ちゃったから。一昨日の日記は執筆中。なので今日は昨日の分も合わせて書く。

 

9月5日。友人にファッションのことを教えてもらうために銀座で待ち合わせ。ランチとして木村屋の3階でご飯を食べた。(写真撮り忘れた)

パン食べ放題で、しかも店員さんがパンを持って定期的にテーブルを巡回してくれるタイプ。ホスピタリティーが強くて銀座らしいと思った。でも見かけだけじゃなくて、パンもメインディッシュもおいしかった。メインディッシュは豆と野菜と豚肉をチーズで煮込んだグラタン?のようなもの。それぞれの美味しさがしっかり出ていたし、具材の食感によって味わいが変わるのも楽しくとても良い料理だった。パンも含めて全体的に高い水準でまとまっていて、派手さはないがとてもレベルが高い。これが2000円前後で食べられるからすごいことだよ。

ちなみに。僕も友人も店のことを試す癖があるのでいろんな種類のパンを食べて、結果腹をはち切れさせたりした。食べ放題で全てを試す前にピリオドをつける能力が欲しい。

 

その後は銀座の服屋を回った。初めてルイヴィトンに入った。奇抜だったりコーディネートが難しそうだったりする服が多かったけど、どの服も辿っていけば普通の服の延長線上にあるとわかったのがよかった。ハイブランドの先端にあるようなファッションも自分と地続きであると言う感覚は今後何かに活かされそうな気がする。

それはそれとして、店の中ではだいぶ緊張して一歩引きながら店の中を回っていた。初めて1人で服屋に入ったときのような懐かしい感覚。格好悪いなぁ。次回以降はもう少し緊張せずにできればいいと思う。

 

Ginza Sixのジェラート屋で休んだ。店舗が全体的にすごく高級で、ジェラート屋自体も良さそうだったからおいしいだろうと思っていたが、思ってた4割増くらいで美味しかった。

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素材がいいのか調理法が良いのかわからないが、フレーバーの風味を桁違いに引き出している。ピスタチオとブラックチェリーが特においしかった。ピスタチオは風味はもちろん、ピーナツバターのようなねっとりした甘みまでしっかり出ていた。おいしいジェラートは何度か食べたことがあるが、それらをさらに上回るものが出てくるとは思わなかった。

銀座の事「いうてブランドイメージで下駄はかされてるところあるでしょ?」となめてたけど、普通に本当にいいものが集まる街じゃん。

 

ついでに築地まで寿司を食べに行く。注文方法に制限がかかる代わりにだいぶ安く食べられるお店らしい。それでも1万円弱くらいは掛かるが。

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回転寿司でさえそんなに食べに行かないので最初はけっこう緊張していた。どうやったら適切に味わえるかとか考えたりして。でも中盤に差し掛かる頃には素直に味わうことができるようになっていて、おいしさで破顔させられたりしていた。自分と高級なものの間に線を引くのは良くない。

寿司自体あまり食べないので何の要素がおいしさに寄与しているのかということは分からず(寿司って料理の中でだいぶ特殊な位置にいる??)、ずっと美味しさに頷き顔を綻ばせ手を叩いて悶えるだけだったが、とにかく美味しかった。マジで説明できない。美味しいという結果だけがある。

経験不足と初めて味わった美味しさに仰天して余裕がなかったのとで微妙な部分まで味わうことはできなかった。たとえば複数個頼んだネタは味付けを少し変えて出してくれたようだが、その違いを見る余裕がなかった。何回か行けばわかるようになるのだろうか。

またおいしい寿司を食べたいが、店探しが非常に億劫だ。おそらく高ければ必ずしもいいわけではないだろうし。その判断をするにも経験がいる。寿司ってインストラクター無しにはなかなか難しい文化だ。

 

結局この日は6時間で洋食屋に行きジェラートを食べ寿司を食べるというハードな日程になってしまった。帰る途中にもう1つ刺激があれば容易に吐けるだろうなと思ったことを覚えている。でも全部おいしかったのでハッピーです!!!

 

9月6日。シェアハウス時代の友人と吉祥寺に行く。昼、会って即蒙古タンメン中本へ。北極ラーメンと水餃子を頼む。

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店舗は3年ぶり位な気がするが、思ったより美味しくなかった。辛さと味を両立してるのは良いけれど、辛すぎて味噌とかの味があんまりわからない。北極じゃなくて蒙古タンメンを頼むべきだったかもしれない。麺もボソボソだし、水餃子も餅みたいな感触でずっと重い。ちょっと気になるのでもう一回試してみる必要がある。

友人は北極やさいとビールを頼んで満腹を越していた。フルスロットルにした結果度を越しちゃうの子供っぽくてかわいいね。

 


シーシャ屋に行く。はちぐらむ。キャラメルとバニラとシナモンのフレーバーを頼む。友人はレモンとミントのフレーバーを頼んでいた。吸い比べたけど僕は甘い方が好きっぽい。シナモンで少しスパイシーにしたつもりだったが、アクセントが足りなかったのでもう少し強いスパイスを入れても良いのかも。

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ゆっくり話そうとしてシーシャ屋に来たのだが、シーシャを吸うのに集中してそんなに話せなかった。蟹を無言で食べる時のような。慣れればそうでもないのか?

今までは人と来て一緒に話しながら吸っていたが、1人で絵を描きながら落ち着くのも悪くないかもしれない。京都戻ったら探してみよう。

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コミティアで買ったたいぼくさんのアクリルスタンドを立てて撮影してみる。カワイイ。写真に撮ってもカワイイけれど、机の端に立たせておくとカワイさのアクセントで場を引き締めてくれる。ハガキサイズの封筒に入れれば持ち運びも容易なのがうれしい。この日はずっと行く先々の店で彼女らを立たせていた。オタクになっちまったな、墨鼠。

感染症対策なのか、2時間で退店させられたのが残念。ようやくぽわぽわしてきたところだったのに。店を出た後も口や肺に残るキャラメルとシナモンの香りが心地良かった。穏やかな幸せ、シーシャ。

 

雑貨屋や古着屋を巡る。友人が雑貨屋に慣れずそわそわしてるのを見て昨日のルイヴィトンの自分がダブる。萎縮してるのもったいないな、と思ったので昨日の自分ももったいなかったのだろう。

 

夜は新宿でさらに他のシェアハウスの友人と合流してイタリア料理屋に行った。みな今はシェアハウスを出て新たな生活をしていて、それぞれが何らかの創作活動をしている。別に意図があってその集まりを企画したのではないが、結果的にOB会みたいになってしまった。ご飯は適度に美味しかったです。

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それぞれが会うのは1年ぶりという感じで、細かいことを話すより近況報告が主だった。個人的には、それぞれがそれぞれの人生を頑張っていることを確認できたことで自分の励みにできたと思う。

集まったメンバーのそれぞれはお互いに親しいがわざわざ会う事はしない位の距離感で、一堂に会して食事をしても良いものか悩んでいたのだが、それぞれすごく楽しそうにしていたのでよかった。会えばすごく楽しく話ができるけど、互いに自分から誘うことはしないという関係値は案外広いような気がする。この経験を心に刻み込んで、今後恐れずに人に誘いを掛けるための追い風にしたい。

ところで。みなが何を話していたか覚えていない。正確には、相手が何を言っていたかそんなに覚えていない。自分が何を言われて何を返したかは割と鮮明に覚えているのだが、相手がどのような話をしていたかはうまく思い出せない。僕は他人の話に興味がないのだろうか。相手の話をいかにうまく打ち返すかの点数稼ぎのゲームだと思っているのだろうか。不安になる。考えたところで不安になる以上のことは起きえないので遮断するけれど、じゃあいつになればよくなるきっかけができるのだろうか。不安。

 


人にメンクリ行けメンクリ行けと言い続けてるけど誰も行かないと思ったので自分が行くことにした。よく考えたら自分も希死念慮適応障害がレベル0っぽいので。レベル0とは何かの妨げになる症状は出ていないものの進行すると症状が出だす程度の状態の事です。

自分がメンクリ行って悪化して(強い薬貰うために病状がひどいと演技したら縁起が現実を侵食して悪化した)、行くのやめて宗教作ったら改善したのであんまり行かないようにしてたけど、そんなやつの「病院行け」の言葉なんてなんも信用ならんもんな。見てな。そしておれに続け。病院は行ったほうが良い。

 

今日の写真。

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二次会の喫茶店にて。パフェが巨大に見えてうれしい。アクリルスタンドは小人の写真も撮れるので良い。しかしアクリルスタンドに取り憑かれている…