Twitterが更新できない。日常で起きていることはいろいろあるのだが、「最近はこんなことをやっています」だけでは短いし、何ツイートにもかけて長々とつぶやくのは格好がつかない。かといって何も発信をしないのも良くないので、こうやって短い日記を書いていきたいと思った。続くかな。続くといいね。
続きを読む労働してから二ヶ月が経った
こんにちは、藍鼠です。
初給料、振り込まれてました。
毎日コツコツ労働してたら大きな問題なくここまでこれてましたね。とりあえずよかった。悪い場合だと社会に馴染めなくて、即辞職とまではいかなくともこのままやっていくのは無理そう……みたいな感じになっていたと思うので、本当に良かった。まあまだ油断はできないですけど。
とはいっても労働らしいことはあまりしておらず、今までずっと研修をしています。しかもなんなら対面研修は最初の数週間だけで、今は自宅でリモートで研修しています。スーツも着なくていいし、ずっとカメラを繋ぐ必要もないのでかなりゆるい。社会人なのにネイルも塗り放題。あとやろうと思えば全然サボれる。藍鼠は真面目なのでサボらないけど。(これはある意味嘘で、自主残業を先にやっておいて、貯めた時間分あとでサボるみたいなことをしてます。午前全部寝たりしてる。)
とはいえ、時間を決めて長時間労働(研修は労働といえるのかな)することは初めてなので大きく影響を受けたりしてます。
一つには自分が持つ人間への態度が変わったことでしょうか。
同期が全然自己開示しなくて全員つまらない~みたいなことを当初は思っていたのですが、適応というか「まあそういう人間もいるし、手順を踏めば少しずつ開示してくれるんだろうな」と納得することができました。自己開示しないことに許せない気持ちみたいなのがあったと思うのですが、それが解消できたのがいちばん良かったですね。
まあ対面研修が終わったのでコミュニケーションの機会も減っちゃったのですが。せっかく人間との関わり方を掴みかけたっぽいのでちょっと残念。
ちなみに、同期への愚痴(?)みたいなのをブログに書いたりしましたが、見直したら普通に怒り狂ってるつまらない人間の文章だったので非公開にしました。万が一バレたら問題だしね。
もう一つ感じているのは自我が薄まっているような感触ですね。
前述のとおり自分を殺して労働しているわけではなく、実質的にフレックスタイム制をとったりプログラム研修の名のもとに好きなプログラム作ったりとかなりゆるゆるとやっているのですが、それでもやはり自分のやりたいこと以外に時間を割かれていることには変わりなく、その間は労働を行うモードに自分を変形させています。その結果として、社会の形に自分を沿わせる時間と自分が楽な形でいる時間の比がどんどん前者多めになっているのを感じています。
それは悪いことばかりではなくて、勤務中に自我を押さえている分、勤務後の創作意欲は反動のように大きくなっていたりします。実際は疲れたり時間が無くて意欲を全部発散できてはないのですが、それでも大学にいたときより何かに打ち込む時間は増えているように感じます。
とはいえ、ふとしたときに自分を見失うような感覚はあり、具体的には自分の一貫した価値観が思い出せなくなっています。Twitterで見たことや他人に話しかけられたことには反応できるけれども、普段から思っていることを言葉にして発信することができなくなっているような感覚があります。普段から一貫して持っている価値観がなくなって、反射でしかものを言えない人間になるのがこわい。
(まあユニークな自己像を失ったらそれはそれでユニークであることへのこだわりが無くなるので苦しくはないんでしょうけど。でも藍鼠じゃなくなるのは自分にとっても藍鼠のフォロワーにとってもちょっといやだな。)
自分が何であるか常に意識できるような環境をデザインしていくのがよさそうだけど、どうすればいいんですかね。タトゥー入れるレベルで分かりやすい何かが欲しい。
研修が終わり本格的に労働が始まってしまったらそれこそ自己像を失いそうなので、こうやってブログなどに考えを記したりしていきたいですね。あと、キャスかVtuberかラジオか音声媒体の何かをやろうと思っていたりするんですけど、まあその話はまた別の時にしましょうか。これは次に書くことを宣言することで次のブログ記事が書けるようにするおまじないです。
ちなみに就職先はIT、化学、機械系など幅広いエンジニアの仕事を行う会社なのですが、希望していたVR系の仕事をさせてもらえそうです。やったね。
上司からスキルヒアリングをされるたび、知らないスキルの存在を見せられてまだ知らないことがたくさんあることに気付かされてワクワクしてます。まだ僕は新たな知識で世界を広げられる。(こういうのマジで言っているのか自分が真面目であるという呪いをかけた結果として言っているのか分からないのでこわいです。閑話休題。)
あとなんか書くことあったかな。まあ思い出したら書けばいいか。
まとめなんですけど、他人と触れ合わざるを得ない環境に身を置くことで社会や人間の捉え方が(おそらく)少しずついい方へ変わっていて、でも同時にアイデンティティが変化し始めたりもしているので、上手く順応することで社会に適応しつつ自我もいい形で固定させられればいいなと思ってます。両取り。ふわっとしてますね。でも藍鼠ならできるよ。がんばって。
まあこんな感じで今後も労働に自我を潰されないように適当に抗っていくのでヨロシク。藍鼠第二シーズン(労働編)、自分でも楽しみですね。
それじゃあ、また。
小人と怪獣と僕
この記事はサークルクラッシュ同好会アドベントカレンダー2020の3日目の記事です。
こんにちは。初めましての人は初めまして。サークルクラッシュ同好会OBの藍鼠です。普段は小人や怪獣について考えていることが多いです。突然で何の話かわからないと思うのでまずは普段のツイートを見てください。
身長40cmの小人になりたい以外の感情全部無くしちゃった。
— 藍鼠 (@indigo_mou5e) 2020年10月19日
人前で縮むなら1/4、一人で探検するなら1/16が一番すきかな。
— 藍鼠 (@indigo_mou5e) 2020年10月27日
怪獣のこと考えてる。まず言葉がいいよね。怪獣、かいじゅう、Kaiju。その上で大きくてどうしようもないのがいい。通学路とか通勤中にその姿が見えたりしたらついつい祈ってしまう。手を振ってみたりなんかして。認識してくれるわけでもないのにね。
— 藍鼠 (@indigo_mou5e) 2020年12月1日
たぶん見てもあんまり意図が分からないと思います。
僕は今までずっと小人や怪獣について考えてきた一方で、小人や怪獣がどのような概念で僕の中でどのような位置付けにあるのかということをあまり話してきませんでした。それにはおそらく小人や怪獣について妄想したり、その妄想を自分の中心に据えていることへの恥ずかしさのようなものがあるのだと思います。
でも、この小人や怪獣という概念を語ることが僕という人間を他人に語るのに必要不可欠であるような気がしているので、今年は小人と怪獣の話をします。それでは、どうぞ。
続きを読む200726 性欲と向き合えない話
最近3Dアニメーションを作っている。MMDみたいなやつ。
で、実はもう初めての作品が完成している。しかし、ある理由で投稿を戸惑っている。
早い話、性欲を持って作った作品なのだ。R18ではなく微エロ程度とはいえ、性的な欲求に応えるように作ったものを藍鼠アカウントで公開することができない。
性欲それ自身が駄目だというわけではない。性欲はたいていの人間にあるものだし、自分に性欲があることもそれ自体は肯定できている。(僕には狭義の性行為をしたいという欲求はないが、それはそれとして性欲はある。)それよりも、性欲に動かされているときの自分から目をそらしてしまうのだ。
性的な妄想をしているときの自分が苦手な理由として、自分勝手なところがある。妄想の中で相手(それはほとんどの場合女性である)を都合よく解釈して自分の好きなように動かしている。
僕は女性を操作可能な対象として見る男性(いわゆる女性のモノ化?)がすごく嫌いで、そういう人間から距離を置いて過ごしているし、自分もそうならないように気を付けている。それなのに、性欲を持っているときだけはどうしてもそんな性分が出てしまうところがどうしても嫌なのだ。
嫌なのもあるし、他人にそういう面を絶対に見せたくない。これが性的な要素のある作品を公開できない理由だ。
あとはやっぱり、自分に性欲があるのが気持ち悪いという感情はある。女性のモノ化をしてしまうことも嫌だけれど、単純に性欲に動かされている間はコントロールがきかなくなってしまうというところが恥ずかしい。常に自分の感情をコントロールできなければ恥ずかしいという気持ちが自分にはあるのだ。
ところで、代替案として「別名義で投稿する」という案が考えられる。藍鼠とは独立した性的な話をする用のアカウントを新たに作成して、そこで性的な話だけすればいいように一見思われる。しかしこれはこれで自分のポリシーに反するのだ。
自分の一部だけを都合よく切り取って相手に見せるのは何か嫌だ。自分は全ての側面合わせて自分なのだ。SNSのフォロワーには都合いい形の自分だけでなく格好悪い面も含めて全ての面を見せたい。
だから別名義を立ち上げるというのも全く気が乗らない。因みに、藍鼠を動かしながら別名義でも全部の話をするのはキャパオーバーなので無理。
………ところで、書いてて気が付いたけど、性欲の話をしたくないっていう気持ちって自分の一部を都合のいい側面だけ切り取って相手に見せる行動だよね。じゃあ答えは決まってるじゃん。何とかして性欲と折り合いをつけて藍鼠アカで性的な作品を公開するしかないよね。
しかし、よく考えたら作品自体は作ったし公開もしたいが、「藍鼠の作品」として公開したい訳では別にないということに気が付いた。
そもそも3Dアニメのテストで作ったような動画だし、この中に自分の伝えたい重要な何かがあるわけではないのだ。落書き描いたしもったいないから投稿しておくか、程度のものである。それならば今は投稿だけして周知しないという策が妥当のような気がする。
それとは別に性欲を元に作っている、藍鼠の作品として公開したい作品も作成中なので、その時にまた折り合いをつければいい。というか、それなら出来そうな気がする。
都合悪いところを隠したくないというポリシーと、発表したいと決めたものを絶対に見てもらいたい気持ちは、多少の恥ずかしさや嫌さを補って十分余りある程度には大きいのだ。いつかそれらを公開したときには引かずに受け入れてくれるとうれしいです。
二転三転してしまったが、落ち着いてよかった。ブログ記事としては読みにくいものになってしまった気もするが、自分の中で整理がついたのでよかったことにする。おやすみなさい。
就活で落ちて落ち込んだ話
2020年度の就活の一個目が祈られで終わった。(というか、この文章書くのにもたもたしてたら2つ目も祈られた。)それが結果として一週間くらい深く落ち込む事態になってしまった。
本当は一つの会社に落ちただけでそんなに落ち込むことはないはずなのだけど、ちょっといろいろあってバッドに入ってしまった。
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