ども、ネズだよ。
突然だけど、週報を始めることにしました。毎週日曜、軽めの文章を公開していきます。
簡単に経緯を説明しておくと、まあ、アーカイブです。日記をはてなブログに残さなくなって久しいけれど、やっぱり何か文字としてどこかに記録しておくことが大事な気がする。日記はその手段としてとっても有効だった。毎日書くものだからゆるく書いていいし、長くする必要もない。今もたまに何か書こうとするけど、書いてるうちに長くなっちゃって息が続かなかったりする。
だから、つまり、週に一度、ゆるく文章を書くことにしました。ルールが一つ。「60分で記事を仕上げること」。書けば書くほど完成させるのは難しくなるから、リミットを設けて気楽にするの。
週報といっても今週あったことを書くというよりは、週に一度何かを書く。それで、日曜に公開する。それだけ。何するかも決めてない。うまくいくといいな。
それでは、今週分、どうぞ。
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3DCGと写真のコラージュを作っている。説明しても面倒なので、とりあえず現物を見てください。




はい、こんなのです。写真を撮って、それに合わせて3DCGを作って、合成する。そういうのをやってた時期があり、最近また再開してる。今回はこういうのを作る中で思った、現実感を出すために必要な「関係性」についての気付きを残していく。
(写真×3DCGという媒体に限った話ではなく、おそらく「ライティング」「構図」あたりのジャンルに関係する話、のはず。ニッチなこと話すけど、見る価値はあるはず!!)
そもそも写真に人物を後から描いたり、3Dで作って合成したりという手法は、キャラクターの現実感(まるで生きているかのような錯覚)を出すためにあると思う。いや、そうじゃない人もいるんだけど、ぼくの場合はそう。キャラクターを現実に召喚せしめたい。少なくとも、そう錯覚させたい。そう思って、こういう媒体で表現をしてみているところがある。
写真と3DCGの合成というものは、やることはとってもシンプル。写真と同じ画角で3D空間内にカメラを置き、3Dモデルにポージングをさせ、現実の光源や影になるものを再現して陰影をつけていく。一言でいえば、現実の再現をするだけ。
でも、再現をした結果、綺麗に見える写真とつまらなく見える写真がある。たとえば、次の写真はつまらない。その次の写真はなんか好き。


めっちゃ雑に言うと。夜のほうが現実感が出る。なぜなら、夜のほうが光源が複雑だから。光源と被写体の関係の数が多いから。現実世界と3Dモデルが関係性という糸でたくさん結ばれるほど、現実感はあがっていくの。
もうちょっと具体的な話をすると。一つ目の画像は、ライティングという意味ではひどくシンプルである。たぶん考えるべき要素は次の二つくらい。

太陽光と地面の照り返し。太陽が強い分地面の照り返しも強くなくて、ほとんど太陽だけ気にしていればいい。しかも最悪なのが「曇り」ってこと。直射日光でもあればその影がくっきり現れることで被写体と太陽の関係が見えたはずなのに、曇りで光源が散逸してるから陰影もぼんやりしてる。あと曇りって「白」だしね。光源に色がついてたらそれはそれで現実感が出るのよ。そういう意味で、白は最悪。
じゃあ夜のほうの写真はどうなのかというと。

こんなに関係性が見える。書いてないけど、緑の光源(歩行者信号の青)がぼんやり光ってて、その丸い光のグロー効果を被写体に被せてるから、被写体とグロー効果の関係性もある。色んな光があって、その影響を受けて被写体の色が変わって、微妙な色合いでそこに立っている。それこそが、強い現実感の正体なんじゃないかと思う。
ただ、現実感はライティングだけじゃなくて、関係性があればなんでも出せるものではある。たとえば。



いろいろあるっぽい。単に背景写真の手前にキャラを合成するのではなく、写真の範囲の内外にある様々なものと被写体との立体的な関係性を描いていくとそれっぽくなるらしい。もちろん、カメラマンにどのような感情を持っているかも大事だしね。それもまた立体的な関係性。
いろいろ考えることが多い。3DCGコラージュは、たいへん。おすすめは、しません!!!
さて。実は言いたかったことの中心はここまでにはなくて。これらを前提にして、つのつのさんという作家さんについて語りたかったの。
作りました! pic.twitter.com/qBD8YIEIEH
— Tsunotsuno / つのつの (@ve9etable0831) 2022年9月2日
作りました! pic.twitter.com/rcIlFoX2lK
— Tsunotsuno / つのつの (@ve9etable0831) 2023年1月13日
— Tsunotsuno / つのつの (@ve9etable0831) 2023年7月7日
たぶん同じような作品作りをしているひと。ぼくが写真×3DCGをやろうと思った直後くらいにこのひとを知って、ある種ずっと意識しながら作品を作ってたのだけど。とにかく、関係性について鬼すぎる。
作品のモチーフが夜と道と巨大な女の子なんだけど。夜であること、道をふさいでいること、サイズに不和があること、それ自体に意味合いがあることはもちろんそうでありつつ。これらのモチーフは現実とCGキャラクターに関係性を持たせるうえで、適切すぎる手法でもあるの。
昼に撮ると光源が単一になりがちで、様々な光源がある夜のほうが関係性を感じられる。道の中に存在することで、看板や街灯などとの物理的な重なり合い、床に落とす影などが表現できる。巨大であることで、バストアップの構図を避けて地に足を付けつつ、画面内のキャラクターの占有率を上げている。もうこれは写真×3DCGとして100点です。勝てません!!!
ま、もちろん創作は勝ち負けではないので「勝てません!!」に意味はないのだけど。でも、ある程度分かったうえで振り返ってみると、つのつのさんってモチーフ選びが鬼上手かったんだなと感心したという話でした。
ぼくはどっちに歩んでいけばいいんですかね。なんかパクリになりそうであえて外れた道に行ってたけど、ぼくも京都の風景に巨大な女の子置いていきたいよ。それがぼくのやりたいことだもの。というかそういうプロジェクトは進行中。できれば秋くらいまでには完成させたいな。個展したいよ。野望。
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以上。59分23秒。やればなんとかできるものやね。これくらいのゆるさなら続けられるかも。公開は日曜だけど書くのはそれまでのどこでもいいしね。これも水曜日に書いています。続けるぞー。ぼくはぼくの文章が好きなので。いっぱい錬成してほしい。がんばれー。がんばるー。
それでは、また。