葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

HDDのバックアップを取りました

こんばんは、墨鼠だよ。昨日、パソコンのHDDのバックアップを取りました。ふと、データが飛んだら困るなと思って。HDDはまれに壊れるらしいよ。もしHDDが壊れて、そこにしかないデータがあったら、もう一生取り出せないの。そう思うと怖くなって、対策を打ちました。以下はその記録です。

一応言っておくと、ただの記録だよ。つまり、どのサービスが最善かの調査とかしてないし、やり方を詳細に説明する記事でもない。もしかしたら間違ってることを書いてるかも。でも、誰かがやった一つの行動として頭の片隅に置いてくれたり、影響を受けてバックアップを取ってくれたりするひとが一人でもいたらいいなと思って記すものであります。もちろん、読み物として消費してもいい! ま、テキトーに。では、どうぞ。

 

そもそもなぜバックアップを取るのか

HDDは、まれに壊れるものらしい。PCの部品の中では壊れやすい方なんだとか[要出典]。また、HDD以外の他のPC部品がイカれてもだいたいはデータにアクセスできなくなる。その場合は別のルートでHDDにアクセスすればデータは無事なはずだが、少なくとも面倒。そして、そういう日が来ないという保証はない。ぼくのパソコンはもう7年くらい使い通してるものだし。いつの日か、きっとデータは消える。でも、なぜデータが消えないようにバックアップを取るのだろうね。考えてみました。

 

入手しづらいデータの保存のため

主には、自分で作ったイラストやCGとか。インターネットにあげてるものもあるけど、そうでないものはローカルにしかないから、HDDが壊れたら永遠に無くなっちゃう。過去の絵って、残しておいたほうがいいんです。昔の自分って忘れていっちゃうから。

 

制作中のプロジェクトをプロテクトするため

がんばって描いてるイラストとか、製作中の3DCGとか。とくに3Dモデリングは作るのに80時間とか掛かるので、その制作ファイルが飛んだら目も当てられない。どこかのバックアップがあればそこから再開できる。ただしこまめにバックアップを行わないといけなくて面倒だけど。

 

バイス間の共有のため

これは副次的な効果だけれど、デバイス間でデータをやり取りするのも楽になる。iphoneからwindowsにデータを移すときに、適当なクラウドのドライブを経由すればわりと楽にデータが移せる。長めの動画とか録音データとか、たくさんの写真を送るときはこれが便利。また、複数の端末からバックアップが取れるのもうれしい。

 

心の安寧のため

でもたぶん一番はこれ。バックアップがあると思うと心配事が一個減る。ぜんぜん馬鹿にはできなくて、心のキャパシティーを別のことに回せるのは大きい。そういう小さな節約の積み重ねで何かが大きく変わってくるとぼくは信じています。

 

 

何をバックアップするのか?

何を、と切り出したが、どうやってバックアップを取るかの話を先にする。そのほうが話が早いから。

基本的には、「クラウドサービスを使う」「バックアップ用の物理的な記憶媒体を別に用意する」のどちらかになる。後者の場合、簡単に言えばHDDを2個用意して両方に書き込めばバックアップが取れる。その場合は容量の制限も厳しくないので、何をバックアップするか選ぶ必要はなく、全てバックアップに回せばよい。HDDを一台余計に買うことにはなるが。

そして、ぼくはそちらではなくクラウドサービスを選んだので、何をアップロードするか選ぶ必要がある。GoogleDriveなどの無料のストレージを使って、そこにアップロードしていく。課金すればかなり多めのデータをあげられるけれど、無料だと容量に限りがある。何をアップロードしようかしら。とりあえず考えて、以下のものを選ぶことにした。

 

制作物

優先度:必須。描いたイラストや3DCGなど。ぼくのパソコン以外どこにもないので、無くならないように保存する。ぜったい。

 

制作中のデータ

優先度:非常に高い。制作途中の中間データ。なくなると作業が最初からやり直しになる。完成後は優先度が落ちるので、そうしたらバックアップの方は削除してもよい。完成品よりデータを食うしね。制作中はできれば勝手に定期的にクラウドにアップロードして同期をとり続けてほしい。

 

人からもらったファンアート

優先度:必須。言うまでもなく必須。墓場まで持っていきます。

 

他人が作ったコンテンツ

優先度:中。インターネットからダウンロードしたもので、もうサイトが無かったり作者がページを閉じたりして二度と手に入らないものがある。余裕があれば、それらも保存しておきたい。

 

撮った写真

優先度:低。保存しておきたいが、容量が多いのでぜんぶ無料ストレージにはあげられない。基本的にはHDDと心中の覚悟。

 

 

使ったクラウドサービス

これらをクラウドサービスにあげていく。クラウドサービスもいくつかあるけれど、結果からいうとGoogleDriveとDropboxgithubを使い分けた。OneDriveはWindowsが使え使えってうるさいから逆に使ってません。天邪鬼さん。ひとつひとつ所感と保存したものを書いていく。

 

Google Drive

15GBまで無料(ただしGoogleフォトやgmailなどのデータと合わせて)。容量が多いのはとても助かる。誰かにデータを共有するのにも便利で、よく使っている。

基本的には制作したものの完成品置き場にした。それでも10GBくらい余っているので、もう手に入らないデータなども少しずつ置いていこうと思う。あとは誰かにデータを受け渡す用に少しデータを開けておく。

 

Dropbox

2GBまで無料。パソコンにインストールすると同期機能が使えるっぽい。HDDのデータを15分ごととかに自動でDropboxにアップロードして同期してくれるとか。便利!! ということで制作中のデータ置き場に。イラストや3DCGの作りかけデータはこちらにアップロードする。

あとはファンアートもこちらに。携帯からもパソコンからもアップロードできるのが理由。GoogleDriveでもいいんだけど、Dropboxスマホにインストールしててこれまでも使ってたから。容量を食ってきたらGoogleDriveに移すかも。

 

github

プログラム置き場屋さん。無料でも容量制限なし。正確にはストレージではないのだけれど、伺かの制作中データはここにバックアップを取ることにしたので記載。githubが何かわからないひとは読み飛ばしていいです。逆に、わかるひとに言っても釈迦に念仏だと思うので何も言いません。便利だよね。

プログラムのソースコードはもちろん、画像も多すぎなければ上げられるのはうれしい。伺かの管理はこれでいいかも。データが消えても安心。(伺かは操作を間違うとデータが全飛びする危険なボタンがあるのです)

 

 

そんな感じ。これで安心して眠れるね。無料でもここまでいろいろ保存できてうれしい。皆さんもバックアップを取ったりしてみてくださいね。記録だからオチはないよ。じゃあね。