葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20230325日記

朝、近くの美味しいパン屋さんでパンを買う。クロワッサンがバカみたいに美味だった。まだ温かいしカリカリでフワフワで、理想のクロワッサンって感じ。良いところに住めてよかった…!

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美容院行った。自分が格好良くない側の人間であるという自認があるので美容院にいると試されてる感じがして苦手。Twitterの皆さんの応援のおかげで行けました、ありがとうございます。長めの髪だけど、春なので少し軽めにしてもらった。帰ってシャンプーしたら軽くてビビった。春だねえ。

 

美術館に行く。甲斐荘楠音展。戦前戦後くらいの日本画家であり、なおかつ映画に携わっていた人らしい。友人に勧められて行ってみることにした。撮影禁止だったので写真はない。

開館60周年記念甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性|京都国立近代美術館 | The National Museum of Modern Art, Kyoto

半分が日本画やスケッチ、半分が映画のアイデアや舞台衣装だった。日本画日本画といってイメージするようなクラシックな絵柄だけど、西洋画の影響を受けた人体の書き方をしていたように思う。上手くは言えないけど。完成画の横にスケッチを展示していたりして、むしろスケッチの方が好きだったかも。表現したい部分や甲斐荘が魅力を感じている部分が分かりやすく見て取れるから。明日コミティアで買ったクロッキー集とか広げてみようかなと思った。

でも。正直分からない点もけっこうあった。というか、おれには目が足りない。ちゃんと言うと、物事を見るための視点が足りなくて、一部の側面からしかものを見れない。シルエットとシェーディングと色、その三つを見る目しかない。途中に甲斐荘のスクラップブックが展示してあったのもあり、甲斐荘が興味を持っている分野や魅力に思っていることの範囲が莫大に広いことがわかるのに、僕はその3割も見えない。展示してあるものも同様で、そこにあるはずの魅力を完全には感じられない。

自分には目が足りない。それを突きつけられた展示だった。ゲルハルトリヒターとかは色の人だから相性が良かったんだな。精進しなきゃ。好きな絵は「娘子」「畜生塚」でした。ついでに言うとコレクションルームの展示も抽象画が多くてよくわからなかった。目が足りねえ。

 

買っていた福利厚生の映画チケットを使うために『エブリシング エブリウェア オール アット ワンス』を観た。結論から言うとあんまり分からなかった。まえ映画を見た時には字幕でも行けそうって思ったけど、こういう複雑な作品だと厳しいね。視覚からだと言語の情報が入ってこない。細かいニュアンスも取りこぼすし。いつか吹替で見直したいな。

感想としても特にないかも。ファンタジー部分がよく分からなかった以上、そのファンタジーの経験を通して主人公に何があったかも分からなかったと言わざるを得ない。個人的に理解しづらい‪█‬‪█‬‪█‬*1(ネタバレになるので脚注)に話が落ち着いたのも分からなかった原因かも。わかれば面白いとは思うのだけど、全体的に波長が合わなかった感じがする。

収穫としてはこちらにおいても目が足りないと思ったことかな。英語もできないし、言語能力も足りないし、何より人の気持ちがまだわからない部分が多い。自分が未熟であると突きつけられるのはつらいな。分かることで出発できるといえばポジティブだが。

 

帰りに韓国ショップ寄ってコスメを買うことにした。買おうと思ったが、女子がたくさんキャピキャピしてて怖くて混じれなかった。ロフトもプラザもデパコス売り場も行けたのに。女子は無理。諦めてブルダック炒め麺だけ買って帰りました。帰ってから買えなかったコスメの注文はしました。

 

そういえば春みたいで、色んなところで桜が満開だった。京大、木屋町、鴨川。カメラ持っていったのにiPhoneで撮っちゃった。カメラ使う癖、つかないな… リュックの奥にしまっちゃってるからかな。首から下げる用のストラップ?買った方がいいのかしら。

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疲れたのでトッピング大盛りの辛ラーメン食べて、ゆっくり休む。blenderもあんまりしてない。また明日頑張る。

*1:家族愛