葉脈と潮流

純粋さを磨き、迷わない。

20230317日記

なんかにゃるらの話題が流れてきた。この人きらい。メンヘラをキラキラコンテンツにしてるのが一つ。人の個性を落としてキャラクターという箱に詰め込むタイプの人間なのが一つ。嘘吐き(ここでは人に受けるために自分の本音を曲げられる性質のこと)なのが一つ。

嫌いだから嫌いっていうだけじゃ良くないので、曲を検索して聞いた。苦い思いをしながら。ARMとかめりあとよくあるEDMを足して5で割ったような音楽。Aiobahnってこんな薄い曲書く人だったっけ。歌詞のことは分からないから何も言えないけど、そこを贔屓目に見てもびみょい気がする。

しかし、別に人をキャラクターに押し込める作品はいっぱいあるのになんでにゃるらのことだけ嫌いなんだろうな。別にインターネットとか堕落的な状況とかを描いているから嫌いなわけではないのだよな。かめりあ&ななひらとか、あとナナヲアカリとかヨルシカも聴ける。たぶんメンヘラの外に向けてメンヘラをキラキラに描いているから嫌いなのだ。

メンヘラ(と呼ばれている人)が自分の現状を肯定するのはもちろん駄目なことではないし、メンヘラのために作品を作るのも良い。でもにゃるらはオタク文化に興味がある人という広い層(そこにはメンヘラ以外も含まれる)にメンヘラ文化をキラキラに光らせて持ち込んでいるのが問題だと思う。人を不健康な道に引きずりこむのは、駄目でしょ。これは正当な主張とかではなく僕の主義の話だけど。不健康より健康の方が良いし、意味なく不健康を賛美しない方が良いと僕は思っているので。(ただこの思想はこの思想で不健康な人間の声を殺すことになるのでまた別の問題があるわけだが…)

そう考えると僕は本当ににゃるらやその作るものが嫌いだけど、にゃるらやその作品を好きな人のことは否定できないな。そこの線引きができたのはよかった。はい、怨嗟の話終わり。

 

出社して仕事する。仕事をもらえたので楽しく仕事ができた。よかったですね。暇な仕事が一番つらい。なんか3Dに関わる部分を回してくれてるようで、ありがたいことです。なんとかして3Dデザイナーになりたいな。

 

退勤後、万年筆を買う。家族からの誕生日プレゼントを自分で買うことにしたので、せっかくなので早めに買った。

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パイロットのコクーン。3000円のエントリーモデル。安い万年筆の中では色が良かったのでこれにした。ウルトラマリンブルーのインクが欲しいと思っていて、色彩雫というインクの朝顔色がイメージに近かったのでそれも購入した。今日は映画で試せなかったが、明日また使ってみようと思う。楽しみ。

あとやっぱりペリカンの万年筆は良いね。久しぶりに見たけど買うならやっぱりペリカンだ。めっちゃ高いので万年筆が気に入ったらいつか買おう。青くてカワイイやつ。

 

今日は退勤→バーガーキング→映画のコンボを決めた。バーガーキングは気軽に晩ごはんとして楽しめるし時間潰しにピッタリなのでよい。今日だけなのかな、バーガーキングに外国語が溢れている。街にもずいぶん外国人を見た気がする。そういう時期? それとも忘れてただけでこれが京都の普通なのかな。

映画はスラムダンク。これから見るので楽しみ。これ以降は映画館から出てきての記述になります。いってみよー。

 

観た。面白かった。スラムダンクは10年以上前に読んだきりでうろ覚えだったけど、あんまり関係なくしっかり楽しめた。やっぱりスラムダンクは作品として面白い。その上で映画になることでノンストップでずっと見どころを見続けられる。3Dアニメになったことも良い意味でプラスになってる印象。画面の奥でもキャラクターが動いているのが分かったのがよかった。

なんだか自分の隙をつかれてどんどん面白くされている感じ。攻撃が見えない。何がこんなに面白いんだろうな。何回か観たりすれば、もしくは自分が成長?すればわかるようになるのだろうか。格上すぎてなんだかわからない感じ。まあ無理に理解しようとせず、感じたことを書けばいいか。

バスケというスポーツの面白さを知らない人にもわかるように描いているのはすごいなと思った。何もわからなくても各キャラクターの強みが分かるし、バスケが一瞬の判断の繰り返しのスポーツだということもよくわかる。とりあえず僕はバスケできないなと思った。スプラトゥーンの判断すらついていけてないから。そういった素直な関心を引き出せるのはすごいと思う。井上雄彦、すげー。

 

さて。映画は良かったのだけど、ご主人様の幻視がちらつく。そこでは僕はドールハウスに住んでいて、ご主人様の手につつかれたりこねられたりしている。幸せそう。ご主人様の手指とご主人様と自分の三者で世界が完結するの非常に良い。

良い映画見るとだいたいこうだ。なんでだろ。纏っているアーマーを剥ぎ取られてニュートラルな状態に戻される。どこまで行っても僕にご主人様などいないのだが。寝たら治るので気にしない方が良い気もする。

しかしご主人様のことだけ考えている自分と自分の足で立とうとしてる自分とどちらが本物なんだろ。基本的に後者が勝ってるけどそれはご主人様がいない現状後者のスタンスを取る方が期待値が良いという勘定の結果に過ぎないし。わからん。とりあえず寝て忘れる。the pillows歌いながら帰ろ。雨だけど。

 

GOOD DREAMS

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