昨日今出川から北山まで歩いたので疲れてお昼までずっと寝ていた。翌日にも人と会うのに無理に散歩するんじゃなかったかもな。過ぎたことを悔いても仕方がないので合理化をします。鞍馬口駅あたりはあまり歩かなかったのでそれは楽しかったし。福島の友人の雪国エピソードを聞きながら雪の残った道を歩くのも楽しかったし。良し、でした。
今日の話をしましょう。今日は大阪の詩人の友人と会ってアンディウォーホル展とシーシャバーに行きました。待ち合わせをして15時にアンディウォーホル展へ。人がとても多かった。カメラ撮影が可能で、たくさんの人がそれぞれの興味を持って写真を撮影していたので集中できずあまりよくは見れなかった。人の視線や注意があるとその矛先が気になってしまう。
集中できないなりに作品を見ようとしたが、文脈ありきの作品っぽい感じがしたのでそんなによくは分からなかった。美術史の知識が無いとこういうのはそんなにわからない。でもアンディウォーホルの莫大な力は感じて、その暴力みたいな力を振りかざす怖さは覚えた。『すずめの戸締まり』での「ミミズ」が地面に倒れるまでの怖さに近いかもしれない。それを(ポップだからか有名だからか見た目にキャッチーだからかわからないが)いろんな人が写真撮影していて、暴力性も何からのメソッドを使えば人口に膾炙することも怖かった。
東京でのゲルハルトリヒター展もそうだったが、写真撮影可能という展示形態には写真撮影することや撮影する人自体が展示の一部として組み込まれるような感じがする。考えすぎの陰謀論かもしれないけれど。自分が見る主体ではなく、展示物のような客体になると考えるととても恐ろしい。見ることの暴力性が襲いかかってくる。作品はそんなにわからなかったけれど、展示全体としては良い体験だったと思う。良かった。
友人は昨日の日記を見てくれたようで、シーシャに行ってみたいとのことだったのでそのまま祇園のシーシャ屋「SHISHA CAFE VELVET KYOTO」に行った。二日連続でシーシャ吸うことあるんだ。友人も気に入ったようだし楽しかったのでおかわりしながら4時間ほど滞在していた。流石に吸い過ぎたのか頭が痛い。チルはほどほどにしましょう。
友人とは色んなことを話したけど、諸事情でここに書けることがあんまりない。裏日記(iPhoneのメモにだけ残される非公開の日記)に書きます。見せません。公開して不特定多数に読まれる日記だとこういうことがあるので難しいですね。でも落ち着いて楽しく話せてとてもよかったです。こんな小学生の日記みたいなことしか書けないのが悔しい。
この友人にも日記を読んでもらえているらしく、好感触のコメントをもらった。僕の能力を信じてないのって僕だけなのかもしれない。個人的にはこんな後ろ向きなことしか書いてない拙文、という印象なのだけど、流石にこんなに人に褒められると僕の判断の方がミスってる気がしてくる。驕るか、驕ろ。
会って楽しく過ごせるかな、楽しませられるかなって事前に不安になるオフ会ってたくさんあるけど、実際会って楽しくなかったことってないからもっと人と会っていくべきなのかもな。気になる人ができたら誘っていきたい。僕はむしろその「気になる人」を作るのが苦手なのでそっちを頑張るべきなのかもしれないけれど。友達に、なりましょう。いや、なりましょうじゃない、増やすんだよ。
今日の写真