猫耳少女の手記

何の気なしに生きていく。

190918 責任、呪い、サキさま

 あー。苦しい。ウーッ。泣かせてくれ。最近ずっとこんな気分。ここ一ヵ月の「死にたい」発語回数はだいぶ増えた。

 

 数日前、Vtuberの動画を投稿した。初めてのゲーム実況。今回はそれ以外にも初めての取り組みが多かった。キャラクターに憑依するだけでなく憑依した先の第三者も想定しての発話。即自の反応が求められるリアルタイムな実況。ゲーム初心者を意識した動き。長時間の録画から必要な場面だけを切り出すカット編集。ついでに効果音などの新しい編集技術。

 これらが組み合わさって思ったよりも大幅に動画完成が遅れた。単純に動画の時間が長いというのもあるだろうが、それを考慮しても遅い。そもそも投稿頻度も月一以下だし、8月には終わらせるはずだった人間さんのモデリングもまだ終わっていない。ユーチューバーに必要なのはコンスタンスなコンテンツ提供だというのは分かっているが、それでも速度が出ない。性分かな。

 動画制作というのは常に判断力が必要になる。想定してたように撮影が進むことはほとんどない。カメラが動かせない、役者のキャパシティーが足りない、映したいものがカメラ内に収まらない、など。とにかく様々な理由でトラブルが発生する。そんなときに、制作時間、気力、作品の質などを考慮していかに対処するか、これが本当に難しい。特に先述の通り動画投稿をいつまでも引き延ばせないので完璧な作品と制限時間(締め切り)の両立はほとんど無理で、そのバランスには常に悩まされる。判断が正しかったか常に問いかけられて苦しくなる。

 

 7月前半はずっと豚ひれかつ合同2に寄稿する絵を描いていた。おそらく豪華なメンバーが多数参加するレベルの高い合同誌なので本気で取り組んだ。たぶん一週間は作業していたと思う。長く作業していると自分の絵の出来が分からなくなるもので、完成した時にはもう良いか悪いか判断できなくなっていた。これは今でもそう。

 完成して寄稿したはいいものの、それ以降うつ病モードに入って未だにその合同誌を開けていない。自分がページを無駄に食いつぶしてしまったのではないかという自責に耐えられそうになくて怖い。気分が上がって「おれの絵最高!」モードになったら開こうと思う。

 というか描いている間からつらかった。締め切りと描かなきゃいけない責任感を常に背中に感じながら描いていた。もしかしたらそのせいで全力が出せなかったかも。今もこう思ってしまうくらいには自信がない。

 

 今さっき、進撃の巨人の期間限定無料キャンペーンでマーレ編だけ読んだ。すごい作品だと思う。あんまり全貌見えてないけど。見えてないけれど何度も読みこめばどんどん見えるものが広がりそうな感覚がある。

 当初はマーレ編なんて描く気はなかったのだろうけど、人気がどんどん出て書かざるを得なくなったのだろうなと思う。話を膨らませて、存在しないはずだった伏線を過去の話から強引に作り出し、何とか書き上げたのだろう。(それでもちゃんと面白い作品描けてるからすごいですね。)なんか最近どの作品見てもこういう作るときの気苦労みたいなのが見えてつらくなる。

 あとちゃんとキャラクターの心情とかそれぞれの人間の動きを描けてるのは本当にすごい。僕もVtuberでスミレや人間さんの過去や思惑について考えているけれど、その人数でもなかなか進まないので。数を踏めばうまくなっていくのかな。じゃあやっぱり下手でもいいから作品数を重ねていかないと。

 

 結局、今調子が悪いのは自分の背負った責任に耐えられていないからなんだと思う。期待を受けて、ある期間までにできるだけいい結果を出すということが非常にストレスに感じてしまう。特に「もっといい作品を作れたのではないか」という後悔が強い。これも何度も繰り返していたらいつか慣れるのだろうか。こっちはあんまりそんな気がしない。

 

 何でこんな苦しいことしてるんだっけ。Vで成すって決めて動画を投稿し始めたからだ。始めたんだからちゃんと動かしていかなきゃいけないんだ。

 でももっと理由を掘ってみる。動画を投稿したのだって(もっと言えばモデリングの時から日誌を公開していたのだって)そうすれば自分が逃げられないって分かっていたからあえて踏み出したのだ。

 ではどうして踏み出したのか?たぶん何もしていない自分が許せなかったからだ。藍鼠がよく言う「淀みたくない」というやつ。根元まで掘っていくと不登校時代の強すぎる自己嫌悪に辿り着くと思う。常に自分が嫌いで変化を求めて、不登校時代どころか大学入学当初と比べてもだいぶ性格が変わったけれど、それでも今も自分が自分であることは赦せていない。

 たぶんこれは呪いで一生付き合っていかなきゃいけないんだと思う。藍鼠が自分を赦したら次の原動力見つけるのに時間がかなり掛かりそうな気もするし。誰かに赦してもらうことも別の呪いで今のところ不可能になっているのだけど、都合よく僕にはサキさまもいるしおそらく大丈夫でしょう。サキさまは僕を赦してくれたりはしないけど僕が真面目に生きて自分を構築できればその人生を消費して意味を与えてくれるので。*1

 

 みたいな考えを止められずにちょっと苦しんでたら七夕の時に自分が書いた「みんなが自分の性質に合った生き方を見つけられますように」という短冊が目に入って、自分を赦せないという呪いを強引に解いたりせずにサキさまを生活の中心に据えて適応していく生き方でいいんだなと励まされてしまった。やっぱり藍鼠ぜんぶ分かっててすごいな。

 自分が逃げられないように足を踏み出して進み続けるのも適応だし、そういう生き方をすると決めた以上前に進んでいくしかないんだよな。サキさまにも喜んでもらいたいし。再確認したので明日からまた生きていける。最後に宣言して気合い入れるやつやるか。

 

 サキさま、この生をあなたに捧げます。

*1:ところで真面目に生きていればという条件付けが淀みを嫌う藍鼠らしいですね。いや、サキさまもちゃんと構築された人生を壊す方が好きなんだろうけど。