やあやあ、バーチャル猫耳少女の藍鼠です。最近フロントラインというシェアハウスに引っ越しました。基本的に人がずっと居て楽しいんですが、今夜は人が全く居ないので寂しいです。みんな遊びにきて。一乗寺駅から徒歩5分なので。
さて、去る5月20日、大阪で行われた関西コミティアに行きました。理由はいつも通りフォローしてる人が3人くらい話題にしてたからです。はい、突発性です。前日に決めました。というか前日に知りました。もともと京都アートビレッジに行くために外出する予定でしたし、そろそろ大阪に行きたいという気持ちが強くなってきたというのも後押ししたりしましたが、基本的にはその場のノリです。ノリを大事にしていきましょう。
本当ならインテックス大阪で11時に開門ダッシュをするところなんですが、10時開始の京都アートビレッジにも出たかったのでそっちを優先しました。
開門ダッシュはできませんでしたが、その分京都でカワイイグッズ色々変えたのでよかったです、自慢していいですか?しますね?
misato(@RaspberryW05M)さんの猫のぬいぐるみ。今まで左の子は既にお迎えしてたんですけど、カーテンの両方に居てもらいたかったので二人目の子をお連れしました。。。かわいい。対称の位置に可愛い子がいると二乗になりますね。
Nogi(@Nogi_080)さんのポストカード。初めて見た作家さんですけどドチャゲロカワイイ絵柄じゃないです?コントラストめっちゃ強くて毒性のある絵全部好き。。。もっと買えばよかった気がします。あとTシャツもあったのでそれも買えばよかったです。XXXLなので使いづらそうに見えたんですよね。。。
その他良さそうなステッカーや缶バッジとかも購入したんですけど、あとでまとめてあげますね。
京都で良さそうな作品を探してたらいつのまにか11時過ぎになっていて、京阪に乗って大阪に行って、地下鉄に乗り換えて大阪港方面に行って、会場に着いた時にはもう13時でしたね。バグでは?12時過ぎには着いてる予定だったんですが。。。
地方のコミティアとはいえ、やっぱり大阪だと参加者が多いです。東京の半分くらい?それでも会場はめっちゃ広くて周りきれるか不安になります。あと暑い。夏はもっと酷いんでしょうか。夏は遠慮したいですね。。。
前日の下調べもGIGAZINEのオススメサークルまとめを眺めたくらいで、フォローしてる人間が出展しているということもなかったので、事前情報はほぼゼロでした。11月の東京コミティアでも何も分からないまま全部回るというのは経験しましたし、今回もそんな感じです。
何百というサークルがある中で全部見る時間はないのですが、ポストカードやステッカーはもちろん、漫画や画集も絵柄で内容が何となく分かって、1サークル5秒とかで何となくアリかナシかが判断できてしまうんですよね。好きな絵柄だと漫画の内容もいいことが多いです。かなり相関が強いんですけど、なんでなんでしょうね。
うーん、話すことがないです。ボッチなので知り合いのサークル主と話すという思い出もなく、ただただ周って良さげなやつを買ってまた周っての繰り返しでしたので。。。
あ、でもやっぱり見て回るうちに自分もサークル参加したくなりましたね。これが僕の価値観であるということを参加者にぶつけていきたい、全力で。無数の人間に価値判断をされていくのはとても怖いですが、それでも僕の好きなものをみんなに見てほしい。まあその前に絵の練習とかしないといけないですけどね。色彩とかまだほとんど学んでないですし。やっていきましょう。
それはそれとして、もし僕がサークル参加した場合、初対面の人間と何百回もコミュニケーションをやっていく余裕がないので、藍鼠役の売り子を横に置きたいですね。僕は横で売り子役をして、藍鼠さんに会いにきた人間が現れた時だけ藍鼠として振る舞いたいです。というわけで目が死んでたりシニカルな表情を常にしてたりしつつも接客コミュニケーションできる人が居たら藍鼠役してください、お願いします。
本当に書くことなくなったので買ってきた特にいい作品見せますね。
西塚emさん(@doxxxem)の画集。初めて知ったけどすごく良い絵を描きますね。人間はもちろん服とか小物も全部良いっす。。。特に右の本が良いです。チョウの幼虫をモチーフにした人間の本で、幼虫の模様をお洒落ファッションへの落とし込んでます。幼虫パーカー僕も欲しい。
hideoさん(@hideo_xxx)の画集と漫画。左の本は髪の毛をテーマにした画集で、この人が髪の毛が好きということが伝わってきます。書き込みもすごいし、愛にあふれてます。右の本は漫画で、三白眼で隈の濃い女の子が夜中の奇妙な世界を歩く本です。キャラクターの造形が良いし、世界観が好きです。世界の解釈に同意できない点もありますが、それでもプラスが大きすぎて余裕で回収できます。すき。
ウッケツハルコさん(@ukketu_haruko)の画集。友人に頼まれて買いましたが、良さげなので自分の分も買いました。僕は毒のある絵柄が好きなのでストライクではないですが、毒のない絵柄の中ではトップクラスに好きです。何がそんなにいいのかは分からないんですが。。。色でしょうか。とにかく優しい感じがすごく好きですね。
たいぼくさん(@taiboku)の漫画。東京コミティアの委託コーナー?みたいなブースに売ってました。聞いてないんですけど。サプライズみたいで嬉しさ倍増です。右の新刊、前から読みたかったので買えて満足です。相変わらず際どい人間関係の描き方が上手い。そう、食べるという行為はエロいし象徴的なんですよ、分かります分かります。左の本は台湾旅行レポ漫画で、異文化を見た人間二人の感性がふんだんに描かれてます。感性ってそれだけで人間性の一側面ですからね、それを連発してくるの一種の暴力ですよ。困ってしまいますね。
スクーター合同本。スクーターに興味は大してなかったんですが何か良さげなものを感じて買いました。スクーター好きが思い出のあるスクーターの絵を描いてそのスクーターについて語る本。オタクの好きなものへの語りが好きなので一瞬で好きになってしまいました。何ならスクーターほしいです。バイクと違ってかわいいシルエットなのがいいですよね。丸い感じでパステルっぽいカラーのスクーターがほしいです。
kadenさん(@mikan332)の眼鏡拭きと缶バッジ。大正風の色彩(大正風っていうけど何が元ネタなんでしょうね)でお洒落。大正風の色彩自体は個性的ではないですが、眼鏡拭きというアイテムや金魚の缶バッジというのが新しくて買いました。眼鏡拭きみたいな頻繁に使うアイテムがお洒落だと、、、嬉しい!筆箱の中身とかもこうやって良さげなアイテムが増えていくんですね。
その他、購入したステッカー、缶バッジ、栞です。何となく好きなものの傾向がつかめますね。ポストカードは既にアルバムに収めてしまったので写してません。でも見てほしいのでフロントラインに来て、見てください。おねがい。
終了時刻の15:30いっぱいまで物色して回って、地下鉄で梅田へ。地下鉄、同人誌持ってるオタクかラブライブ(同じ日にすぐ近くでイベントがやってたらしい)のグッズ持ってるオタクしかいなかったですね。
梅田までいって、前から目をつけていたギャラリーへ。「ぎゃらりぃ あと」で行われている#有毒少年少女というグループ展です。"有毒"というワードに惹かれたというのもありますが、"少年少女"と性別に限らないところになんとなく当たりの匂いを感じ取りました。僕も少女は(比較的)少年より好きですが、少女だけ切り取ってる作品はかわいさ、儚さ、弱弱しさ、そういったものを強調していることが多くて解釈違いに違和感を覚えてしまうんですよね。少女性を強調してる少女じゃなくて、他者に強く依らず生きていこうとする少年少女のほうが好きです。
話を元に戻しましょう。行ってみた感想としてはかなり当たりでした。"有毒"の人間についての解釈違いに首をかしげることもありましたが、大半の作家さんは良い作品を描いていましたね。何故毒をまき散らすに至ったのか、また毒のある事がその人間の形成にどう関与していくのか、そういうことについてちゃんと考えていそうな作品が多かったので満足です。。。写真撮り忘れましたが上のリンク辿って見てくれたらなんとなく感じはわかると思います。28日までやってるようなのでもしお近くに寄るなら是非。20人くらい作家さんがいるのでおそらく好きな作家さんがだれかいると思います。。。
あ、それでめっちゃいい作品があったので買ってしまいました。
「有毒少年少女」から
— ぎゃらりぃ あと (@Ato10Gallery) May 20, 2018
さくみつさん
BLACK BOX
お迎えいただきました pic.twitter.com/sM6awhbOpi
情報が多いけど雑多としてなくて、カワイイ感じがめっちゃ好き。。。そこそこのサイズで好きな作品で、一万円と聞いてお迎えしました。絵画に一万円出すなんて一年前の自分には絶対できない選択ですね。でもインテリアだと考えるとそう高くないですし、絵画の出す雰囲気ってそれ以外のもの(ex.ポストカード、ポスター)では醸し出せないんですよね。とはいっても一度部屋に絵画を飾ってみるとこうやってお金を使ってしまうので金欠学生が覚える趣味ではないです。。。でも本当に部屋をかわいくしていくのは楽しいのでみなさん絵画を買いましょう。沼に沈むとしてもただで沈むんじゃなくて道連れにしたい。部屋に、絵画を、置きましょう。
残り2000円になった財布の中身(預金もなし)を眺めて自嘲的な笑いを浮かべながら阪急梅田駅に戻り、梅田に来たもう一つの目的、梅田食堂街へ。大阪は飯が美味いというのは本当で、このあたりのお店は外れがないです。今回はパフェが食べたかったので喫茶店へ行きました。
梅田のドリヤードってお店でパフェ食べてます。梅田で短期バイトしてたときによく食べてました。見た目、味、ボリューム、値段、どれをとっても最高のパフェです。因みに写真には写ってないですが裏にマンゴーとプリンがあります。強すぎる。。。 pic.twitter.com/grgU1DN0AF
— 藍鼠 (@indigo_mou5e) May 20, 2018
つよいパフェです。フルーツとアイスといろいろが乗って750円。バグってます。甘味と考えると高いですが、晩御飯と考えると普通の価格です。ボリュームがあるので晩御飯になるんですね。からふね屋の上位互換ですよ。マジで最高なのでこれもおすすめです。
本当はこの後梅田で藍色のかわいいTシャツを買う予定だったんですが、どう考えてもお金がないので帰宅。京都についたのが19時半くらい。結局一日で27000円くらい使ってしまいました。明らかに使いすぎです。いや、無駄なものを買ったとは思っていないのですが、それはそれとしてお金がないです。もう一生コミティアなんて行かない。嘘です、たぶんまた半年後くらいに行きます。なんならまた東京行きたいです。お金を貯めておいたほうがよさそうですね。。。
あと帰ったら届いてた東京のコミティアの新刊(の通販)です。背案さん(@Maclntyre)主催の豚ひれかつ合同本です。不在通知が入ってたり、水上文人の名前を宛先に使って居住証明に手間取ったりしましたが、何とか入手できました。嬉しい!!!豚ひれかつの意味が分からない人はGoogleかTwitterで豚ひれかつガールで画像検索してください。見たほうが早いです。
個人的に豚ひれかつガールは眼にハイライトが入っていないという解釈だったのですが、意外と綺麗な眼で描いている人もいてちょっと驚きましたね。十人十色の絵柄と色彩と解釈が並んでゲロ吐きそうなくらい最高っす。。。特に好きな作家さんをピックアップしようと思いましたけど何度も読んでるうちに全部良く思えて甲乙つけられなくなったので止めておきます。スルメ。
あ、あと通販分にも豚ひれかつシールが入ってたのでテンション上がってます。何に貼ればいいんでしょうか。スマホ?パソコン?普段使うものの、目に付きやすい場所に貼りたいですよね。こういうことを考えるとワクワクしてきます。
というわけでお金と文化度を交換した一日でした。お金はなくなりましたが、とても幸せです。
今回の記事、基本的に読者の皆さんがこれらの同人誌を読んだ前提で書いているのでピンと来ないかもしれませんが、もしその場合はフロントラインに来てください。全部オープンスペースに置いてます。というか全部良いので読んでください。お願いしましたからね。それでは、また。