こんにちは。バーチャル猫耳少女の藍鼠でーす。
「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」みたいなニュアンスの言葉をオタクがよく使うじゃないですか。元ネタは知らないんですけど、あの台詞って嫌いなものを語る語り方を嫌ってると取れるので自己矛盾なんじゃないですかねって思うんですよね。
まあ雑な揚げ足取りは置いておいて、実際好きなものと嫌いなものって両方語って初めて自分語りになると思うんですよ。確かに好きなものを語ると嫌いなものを語るより耳触りはいいんでしょうけど、たまには嫌いなものも語ることが大事だと思います。
この導入から予想される展開を裏切るんですが、今回は僕の好きなものについて語ります。導入下手なのは許して。耳触り良いから、今回の話。
今日はね、僕の筆箱の中身を見せようと思います。人間の筆箱なんてコンテンツ性全く無いのは分かってますけど、僕が見せたいのはそれ自体じゃなくて、好きなものについて語る僕自身です。僕は他人が自分の好きなものについて全力で楽しそうに語る姿がめちゃくちゃ好きなので、僕も何か好きなものを語ろうと思ったんです。
まあ皆さんが僕と同じくオタクのハイテンション語りが好きかどうかは分からないんですが、まあそうだとしても僕が楽しいのでいいです。たぶん好きなものを語ってる自分自身を見て楽しくなってるんだと思います。まあやっていきましょう。
外構です。かわいくない?僕はかわいいと思います。所有物に缶バッジを付けるかどうかは宗教ですが、僕的にはアリです。それぞれのバッジについて色々語りたいところはありますが、ちょっとズレるしあまり大事ではないので割愛します。
中身です。かわいい筆箱にこんな大量のものが雑に詰まってるのって人体みたいでいいですね。
昔はシャーペンと消しゴムとボールペンだけだったんですけど、気づいたら増えてしまいました。何ででしょうね。人の成長っぽい。雑な例え話はやめて個別に見ていきましょうか。
一番の古株、GRAPHGEAR 500(0.5mm)です。シンプルでシャープなデザインがいいですね。好き。
絵を描き始めてから良い目のシャーペンがほしくて買った製図用シャーペンで、たぶん6年前くらいからずっと使ってます。絵は受験勉強以降あまり描かなくなりましたが、その分文字を書きまくったのでとてもお世話になりました。使いまくってグリップ部分の滑り止めが滑らかになったので代替わりして、写真に写ってるグラフギアは2代目です。
製図用シャーペンはですね、重心や重さがいいんですよ。これは重心が4:6くらいでペン先寄りの方にあって、持ち手部分に近いので力をあまり入れなくても字や絵を書けます。ダーツの矢と同じですね。本当はもう少し重いと嬉しいんですけどね。グリップ部分をタングステンにしたりしたらよさそうですけど、2000円くらいになるんでしょうか。
替芯はuniの上位版、Hi-uniです。デッサン用に使っていた鉛筆がHi-uniだったのでuniには愛着があるんですよね。あと良いものを使ってると気分が良くなって気分良く絵が描ける気がします。プラセボだとしても使えるものは使っていこうというスタンスです。
PILOTのS10(0.9mm)。今年の2月に帰省したときに買った新入りの製図用シャーペンです。0.9mmとシャープペンシルの中ではかなり太めです。透明な青緑色が綺麗。
皆さんご存知の通り、僕は絵を描くときシャープペンシルで塗りまで行うことがあるのですが、そのときに先述の0.5mmでは先が細すぎて面での塗りが難しいんですね。これまでは買い足すのも面倒なので0.5一本でなんとか誤魔化してたんですけど、新しいシャーペンを試す目的も含めて買ってしまいました。
で、使ってみて思ったんですが、0.9mmはかなり優秀です。塗りももちろんですが、下書きにも使えます。線が太いのでアウトラインを曖昧に取っていくのに向いてるんですね。紙との接地面が広いのであまり紙に強く写らず、何回書き直しても紙に跡が付かないのも◎です。これ買ってから落描きが楽しい。
グラフギアと違って重心はやや先端寄りの中央部にありますが、その分グラフギアより重いです。重いとコントロールしやすい気がします。もしかしたら重心の位置とか関係なく重ければ何でもいいのかもしれないです。
替芯はuniの2B。0.9mmは割とマイナー寄りなのでhi-uniは店頭に置いてなかったです。uniの替芯入れの捻れたアウトラインと綺麗な蜜柑色はまあいいと思うんですけど、hi-uniのシャープなデザインの方が好きですね。でもグラフギアとhi-uniの容器、S10とuniの容器はそれぞれデザインのベクトルが近いのでむしろS10にはuniでいいのかもしれません。かわいいですしね。
ZEBRAのSurari(0.5mm)。去年の夏に帰省したときに買ったボールペンです。イラストの清書用なので普通のボールペン(0.7mm)より細めです。イラストの清書の他にもボールペンが必要なときには大体この子を使ってます。出番はグラフギアの次に多いですね。
このボールペンはですね、探すのに苦労したんですよ。そもそも0.5mmのボールペン自体はすぐに見つかるんですが、デザインが壊滅的にダサいものばかりなんですよ。透明で芯が透けて見えて、グリップやノック部分が黒の、100均で売ってそうな無骨なやつ。僕は頻繁に使うもののデザインが自分好みでないと萎えてしまう人間なので、良さげなデザインのボールペンじゃなければ買う気が起きなかったんです。結局街中の一番大きい文房具店でやっとこのボールペンに出会えました。山吹色が鈍く輝くのが良いです。300円にしては良さげ。あまり凝ってはないですが逆に言えばシンプルとも取れます。
まあ本当は高級ボールペンが良かったんですが、 高級ボールペンはデザインが超絶良い代わりに芯がね、太いんですよね。。。0.5なんてないっぽいです。少なくともペリカンのボールペンには。と思って探したら他社が同じ規格の0.5mm替芯を売ってるみたいです。欲しい。誰か買ってください。ペリカンのcrassicなら一万円しないので。。。
pilotのjuice up(0.4mm)。先述の山吹色ボールペンで僕はボールペン絵の楽しさを知ったんですけど、その楽しさの中で雑貨屋を歩いてるときにさらに細い0.4mm、ブルーブラックのインクに惹かれてつい買ってしまったやつです。200円だったし。。。
まだ絵に使ったことはないので能力は未知数ですが、暗い青のインクはそれだけで雰囲気ありますね。0.5mmのボールペンとは併用できなさそうという欠点もありますが。そろそろ何かしらに使ってあげたいですね。素質はあると思います。
赤ペン。受験勉強の時期に丸付けのためだけに買ったやつであまりこだわりはないです。普段からノートを取ったりしないので出番はほぼ無いのですが、出番があった場合はコイツじゃないとこなせない仕事なので筆箱には常駐してます。
ボールペン絵に組み込めれば強いのかもしれませんが黒と赤ってどうなんでしょう。瞳だけこのボールペンを使うとかでしょうか。いっそ全部赤で描くとか?この子もあまり出番がないので上手く使いどころを見出してあげたいです。
三菱の油性ペン。二週間前くらいに気づいたら筆箱に入り込んでいました。油性ペンは持ってないですし、何となくで迎え入れてなんだかんだで仲間入りしました。
落書きに使ってみたんですが、コントラストのある黒色を出せて筆圧次第で薄めて描くこともできるので悪くはないです。ただ一方で太さがそこそこ太めで固定されてるので筆ペンとかの方が良い気もします。筆ペン、欲しいですね。
無印良品の消しゴム。小さくて細かい部分を消すのにも向いてますし、消え方もなかなか良好で綺麗に消せます。絵を描き始めて2年目くらいからずっと愛用してます。
黒い消しゴムが好きです。白いのは炭がつくと汚い灰色になっちゃうので。灰色は汚いのに黒は汚くないって考えてみると不思議な感覚ですね。あと真っ黒なのに消えるのが面白いとか、逆張りなどという理由もあります。
糊。使うときには使う。あと筆箱入れておかないといざ使いたいときに見つからないので。これに限らず、無印良品の文房具ってコンパクトで使い勝手いいんですよね。筆箱に入る折りたたみのハサミとかも欲しいです。
サイコロ。手持ち無沙汰なときに転がしたり選択に迷ったときに転がす。あまり使うことは少ないですが、無いとそれはそれで落ち着かないです。実は最古参メンバー。
イカちゃん。以前はチャック部分に括りついていたのですが紐が切れてしまったので何となく筆箱の中に移動しました。ストラップの紐部分が30円くらいで買えるところを知ってたら誰か教えてください。
筆箱の中身は以上です。あとですね、筆箱じゃないんですけど最近お気に入りのメモ帳紹介させてください。
marumanのメモ帳、Mnemosyne。A7サイズの小さなメモ帳で、シャーペンとともにポケットに入れて持ち運びできます。
無地で紙質が良いので落書きやラフを描くのに適しているし、何より小さいから授業を聞きながら開いてもあまり目立たないんですよ。最近はずっとこれを持ち歩いて暇な時間ができたら何かしら描いてます。Twitterに上げたカースメーカーとかセーラー服の女の子とかは授業聞きながらこれに描きました。あとこれから描く予定のラフも。お絵描きが楽しいのっていいですね。
はい。皆さんどうでしたか。僕は楽しかったです。そう、僕が楽しかったからいいんです。締めの文が思いつかないので普通に終わりますね。それでは、また。