天才猫耳少女の手記

何の気なしに生きていく。

Doki Doki Literature Club!をやりました

 こんにちは。導入面倒くさいので省きます。っていうか導入いりますか?起承転結の起を作る用途で導入書いてましたが、本文と関係ないので起起承転結になっているのでは?本文に関係する導入を書かなければいけないんですね。なんか導入っぽい文章が書けたので本文に行きます。

 

 今日はDoki Doki Literature Club!の話です。先週くらいに寮の人間からDoki Doki Literature Club(以下DDLC)やった?マジでいいよって言われて、この人のいうことなら信用できるし今後やるゲームリスト上位に入れるかーってなってたんですが、Twitter見てたら高校生の級友とか絵を描く人とかそれぞれ別々のクラスタの人間もDDLCいいねって言ってたのでDDLCやるぞーポイントがMAXに達してプレイしてしまいました(因みに導入した直接のきっかけは部屋のオタクが輝夜月の壷おじさんの動画見て「こいつ下手すぎやろ、俺はもっと上手くできる」と言ってて吠え面させるためにSteamアカウント取得してGetting Over Itを購入したついでだったりします。部屋のオタクは輝夜月より下手だったのでよかったです。)。この記事ではDDLCをプレイした感想と、ホラーについての論考を適当に書こうと思います。

 

 あ、これ以降はDDLCをクリアした人か、そもそもプレイする気がない人だけ見てくださいね。できればみなさんにはちゃんとプレイして欲しいです。Steamで無料でダウンロードできるので。スタッフロールまでそんな長いゲームでもないですし、言語は英語ですけどちゃんとした翻訳の日本語化パッチもありますし。何より無料ですからね。もう一度言いますよ、みんなDDLCしましょう。いいゲームですので。

 

 

 まずはプレイしたときの感想から書きますね。本当はプレイしているときの感想をTwitterで呟きたかったんですよ。でもフォロワーのほとんどはDDLCを知らないわけですし、そういう環境でDDLCについて語るとみんなに迷惑を欠けるだけではないのか?となってしまうわけですよ。僕はTwitterを誰にも配慮せずに発言できる場所として作ったはずなんですけどね。いつからこうなったんでしょうか。

 はい。閑話休題。1週目はまあ基本的には普通のギャルゲーですね。僕はキャラクター性だけ残した人間性のない人物が嫌いなので、ほぼほぼ流し読みしてましたね。一秒辺りのクリック数は1を超えてたと思います。でも2人きりになった後のモニカの発言から察するにこのキャラクター性しかない人物を批判する目的でモニカ以外の三人の性格を作ってたのかもしれませんね。

 1周目は強いて言うならナツキが好みだったのでナツキルートを選びました。本当はモニカの詩が好きでした。一見意味が分からない点ではユリと似ていますが、ユリは象徴しているものが比較的分かりやすいのでモニカの詩を好きになったんですよね。一度スタッフロールを見るとモニカの詩もメタファーに溢れてることがよく分かりましたが。何の話でしたっけ。そうそう、1週目はナツキに好感を持たれる行動を起こしていたんですね。そんな中でサヨリうつ病というカミングアウトを行って、それからやっと一秒辺りのクリック数が少なくなりましたね。それでもサヨリは2週目以降かなーなどと思いつつサヨリへの一言も「俺たちはずっと親友だ」的なやつを選んだんですね。「救済は性愛しなくてもできる」とかいう逆張り的な気持ちがありましたが、見事にサヨリちゃんは自殺しましたね。はい。「ついに始まったかー」という思いがありました。「リセットなんて出来なくて俺は一生後悔し続けるんだ」みたいなテキストはメタ的でよかったですね。やらなかったので正確には分からないですけど、多分ロードしてももう戻らなかったと思います。

 そんなこんなで一週目が終了して、メインメニューに戻されて、サヨリちゃんの立ち絵がバグって、ニューゲームの表記も文字化けして、不穏な中で二週目が始まったわけです。キャラの表示も音楽もテキストも何かおかしいし、いつびっくりさせてくるか分からない。もちろんこのバグが演出だということは分かってますけど、それとは無関係にいつ脅かしてくるか分からないのは不安になります。Doki Dokiですよ。 

  こんな感じです。心拍数上がりすぎたし、小心者なので一旦逃げて心を落ち着かせないと無理になってしまいそうだったわけです。ってかナツキの首折れるの怖すぎなんですけど。やっていいことと悪いことあるでしょ。ユリは人間の範疇でおかしくなってたけどナツキは人間じゃない何かになるので怖かったです。幸い(?)首折れた後はナツキはそんなに怖いシーンが無かったので安心ですが、ユリの代わりにナツキ崩壊ルートなどがあったらと思うと怖くて夜も寝られません。あとユリ自害後にメッセージバグが無限に続くのも地味に怖い。逃げられないってのは本当に不安になりますね。あとナツキのゲロはかわいい。

 そんな感じで二週目の間はプレイしている自分がゲーム内の主人公とある程度シンクロしていて、主人公が攻撃されるたびに怯えてたんですけど、二週目終了後にモニカが直接僕を攻撃してくるようになってからは非現実的というか、自分が攻撃を受けているという感覚がなくなったんですよね。二週目で不安にさせたメンタルを上手く洗脳してゲーム内から現実世界に干渉できるということを信じさせることが出来ればよかったと思うんですが。

 モニカが露骨にゲームのディレクトリに言及したりしてたので、monica.chr消せば次にいけそうだと思ったのですけど、とりあえず用意されたテキストがループするまで見てみようと思ったら1時間くらいテキストがダブらずに続いてビビりましたね。モニカの話題は何気ない話題もありましたけど、恋愛ゲームのキャラクターの人間性の欠如について話してたり、作者の意見の代弁者として動いていたように見えますね。割と僕に近い考えを持っているようだったし、作者さんと話してみたいなって思いました。

 そこからラストまでの感想ですけど、悪の根源だったと思われたモニカが居なくなっても結局ゲームを支配できる人間がゲームを悪用してゲーム自体が凍結されるというラストはとてもいいと思いましたね。頭が日和ってるのでラストはモニカを倒すか改心させてハッピーエンドかなと思ってたんですけど、そんな陳腐な終わり方よりずっとよかったですね。(でもDDLCの性質上、最後の手紙より先にまだ何かあるのかと思って1時間くらい色々ためしてしまいました。単に僕が疑り深いだけな気がしますけど。)

 

 まあそんな感じで良いゲームでしたね。記憶力が曖昧なのと記述力が無いのでそのときの感情をそのまま書けないのが残念です。キャスとかやればよかったですかね。人来るかわからないですけど。キャスして人間と楽しくなりて絵ーーー!!!

 

 

 まあ感想はそんなところにして、モニカとの会話の合間に考えてたいろいろとか書きますね。

 DDLCみたいな精神的恐怖の作品と幽霊とかゾンビとかが脅かしてくる作品って恐怖している対象は同じだと思うんですよ。そもそも、このゲームの恐怖は不安から来ているわけなんですね。正確に言うと不安というよりは安心/安定でない状態ですね。私たちは機械を信頼しています。機械はめったにバグらないし、バグらなければ全く危害を加えないので、機械は基本的に安心です。セーブ機能もしっかり搭載してるように見せて肝心の時には何も機能しないのとか、まずギャルゲーの擬態をしておいて安心させたところに奇襲をかけるわけです。ホラーゲームのメインとなる恐怖は脅かしてきた瞬間よりも、その後似たような脅かし方をしてきそうだと怯えるときにあると思うんですよね。そういう意味ではテキストを一つ送るたびにどういったバグ攻撃がくるか分からないDDLCも、角を曲がるたびにゾンビの襲撃がくるかもしれないバイオハザードも変わらないわけですね。バイオハザードやったことないですけど。

 少しずれますが、文法や人格、その他のルールをブラしてくることで不安にするという手法も使われています。2週目、2日目の詩はユリは謎の名詞の羅列、ナツキは英数字の文字列でしたが、ユリは一つ一つの言葉の意味は分かるけれどその詩の意味は分からない。ナツキに至っては全く意味が分からないのに、二人とも当然のようにそれを詩として提出している。ユリはかなり変わった性癖を持っていて、二週目には豹変してカミングアウトしてきますが、彼女の性格が理解できない。このように、意味があると自分以外は感じているのに自分には把握できないという状況は不安をあおります。私たちは世界の出来事の因果関係を基本的には理解できます。その中で全く意味が分からないものが出てくると不安になるんですね。こうやって不安にさせても決定的な恐怖は与えられませんが、メンタルの足場を不安定にさせることによりその後の脅かしの威力を上げられるような気がします。

 ナツキの首が折れるのもそれに近いですね。私たちは首が折れた人間を見たこと無いです。首から下と頭の位置関係は何万回も観察した結果、私たちの頭の中でパターン化されています。首が折れた人間をみて怖くなるのは首から下と頭を認識したのにその位置関係がパターンに全く合致しないからです。DDLCにはありませんが、不安を煽る画像によくある、手が異様に長い人間とか足が短すぎる人間とか、基本的には人間として認識されるのに一部部分が人間のパターンと違う人間が怖いのも同じ感じです。不気味の谷現象みたいなものでしょうか。ちょっとだけパターンとブラすのが一番理解不能で不安にさせるのだと思います。

 

 あとなんでしたっけ。プレイから3日くらいたってるので何を考えてたか忘れてしまいましたね。そうですそうです、恐怖には不安以外の形もあるなーとか考えたりもしたんですよ。まあ当たり前ですけど、暗がりに何が居るか分からないなー怖いなーという不安もありますけど(前段落でした話ですね)、そもそも自分が近い未来傷つけられることが確定していてそれに怯えるというのもありますよね。めちゃくちゃ極端な話をすると、他人に馬乗りにされて自分に向けて刃物を振りかぶられているときとかですかね。ちょっと極端すぎて想像できないかもしれませんけど。僕は出来ないです。

 確定してるか不確定なだけかの違いだけで、未来に受ける被害に怯えるのは同じなんですけど、ほぼ確定している被害は本当に怖いです。どうせもう助からないなら早くその刃物を振り下ろしてくれって気持ちになります。そんなときに限って刃物で刺さないでじらしてくるんですよ。そのときの気持ちは不安というよりパニックに近いです。

 DDLCでいうなら2週目で各部員と二人きりになったとき(大抵キャラクターが狂いだす)とか、ユリの告白に返答する瞬間とか。後者の場合は確実にヤバい結果が待っているであろう選択肢を自分でクリックしなければいけない恐怖もありますね。もう実質自害じゃん。こわ。

 

 まあそんな感じでしょうか。こうやって恐怖の構造を俯瞰してみようとするのは怖いものを理解することで乗り越えようとしているのでしょうか。僕は無意識信者(フロイト的意味ではない)なのでどうしてもこういう解釈をしてしまいますね。怖いものは怖いですが何とかやっていきましょう。

 (雑な締めですね。。。導入文が苦手なだけじゃなくて締めの一文も本当に苦手なので誰か教えていただきたいです。。。ご飯とかおごるので。。。)